コタイ地区とは違って、マカオ半島は古くポルトガル統治時代からの古い街並みが残っており、丘があるところがポルトガルのリスボンにもとてもよく似ている。アズレージョと呼ばれるタイルのや、模様の描かれた石畳の歩道など、大航海時代を思わせる雰囲気が私のお気に入りです。
- マカオの交通手段
- グランドリスボア
- 殷皇子大馬路(Avenida do Infante D. Henrique)
- 民政総署
- セナド広場
- 教会
- 盧家屋敷
- ポークチョップバンズ
- 大砲台
- マカオ博物館
- セントポール天主堂(大三巴)
- ナーチャ廟
- 乾物屋
- 珠海へ
- まとめ
マカオの交通手段
マカオには、現在鉄道は走っていません。LRT(Light Rail Transit)と呼ばれる鉄道が三菱重工業により建設中で、2019〜2020年に完成見込みだそうです。
というわけで、現在はバス・タクシーのみしかないのですが、観光客が行く空港・港から主要なカジノ・ホテルなどへは無料のシャトルバスが出ていますので、まずお金を払って交通手段に乗るということはほとんどありません。すべて、カジノパワーがなせる技です。
グランドリスボア
玉ねぎ型のドームと、その上に立つ独特のビルは、マカオのどこにいても目立ちます。下はカジノ、上はホテルになっています。
殷皇子大馬路(Avenida do Infante D. Henrique)
グランドリスボアから、マカオの歴史地区まで伸びるメイン通りで、ポルトガル統治時代の名前エンリケ航海王子通りという名前がついています。ヨーロッパ調のおしゃれな建物は、大西洋銀行(Banco Nacional Ultramarino)というマカオの銀行で、中国銀行と並んでマカオパタカのお札の発行もしています。
民政総署
こちらは、役所ですね。中に入ることもでき、ポルトガル時代のヨーロッパ風のアズレージョや噴水、胸像などもたくさんあって、ヨーロッパの雰囲気を味わうにはいい場所ですね。
セナド広場
石畳の模様が美しい一番の広場です。ここから、歴史地区に行くことができます。
教会
こちらは、実際に使われていて日曜日にはミサも行われています。
盧家屋敷
こちらも世界遺産の歴史建築物で、中庭のある中国風建築の家です。入り口に警備員はいますが、誰でも自由に入ってみることができます。
ポークチョップバンズ
これ、マカオ名物ですね。ポルトガルに行くと、この表面がパリパリっとした軽い目のパンが食堂で出てくるのですが、そのスタイルのパンに豚のフライが挟まっていて、美味です。香港と同じで、ミルクティーはすごく濃厚で美味しい。
大砲台
マカオ博物館
大した見所もなく・・・一度行けば十分かなというところです。有料です。
セントポール天主堂(大三巴)
火事で焼け残った表の石造りのファサードのみしか残っていませんが、マカオといえばの代表的な建築物ですね。
地下宝物殿
ポルトガルによくある大航海時代の宝物があります。ここの奥には、殉教者の遺骨が安置された場所があります。
ナーチャ廟
セントポール天主堂のすぐ隣に、ひっそりと寄り添うように立っているのが、こちらのナーチャ廟と呼ばれる中国寺院です。
乾物屋
ここのセントポール天主堂の周りには、土産物店や中国らしい品物が売っている店がたくさんあります。こちらは、漢方のお店で、中に入ると独特の匂いが漂ってきます。タツノオトシゴや、動物のツノをスライスしたもの、そして、ベロのような何かがあります。
スイーツ
ここには、ごまのスイーツが売っていて、おしるこのような感じでなかなか美味しい。
珠海へ
マカオと、中国の珠海の間にあるイミグレーションに行くビル。こちらのイミグレも巨大ですが、週末などディズニーランド並みの混雑が待っている時もあります。
珠海ショッピングセンター
イミグレーションを越えると、ダフ屋(免税品の転売屋)がタバコ売ってくれと声をかけてきます。文字も、マカオや香港は繁体字ですが、中国に入ると簡体字に変わるため、雰囲気も変わります。一気に下町、中国ぽくなります。ここまで来ると、ブランド品や日本のキャラクターグッズの偽物が大量に堂々と販売されています。
しばらく進むと鉄道駅もあり、そこから高速鉄道に乗ることもできるようです。
まとめ
中国の発展は目覚しいものがあり、マカオに来るとその変貌ぶりに毎回驚かされます。最近では中国大陸からの観光客が大量に押し寄せてきて、すごい状況ですが、それもまたマカオ・中国の発展あってこそですね。次行くならば、港珠澳大橋が完成してから。