- 搭乗開始
- メインデッキのビジネスキャビン
- アッパーデッキ(2階席)へ
- ウェルカムドリンク
- アメニティポーチ
- シートコントローラー
- メニュー
- ドリンクサービス
- 1回目の食事
- 2回目の食事
- 手洗いのアメニティ類
関西空港からヨーロッパに飛べるフライトは、現在4路線あります。(4月より5路線になります)
- パリ(AirFrance / SKYTEAM)
- アムステルダム(KLM / SKYTEAM)
- ヘルシンキ(Finn / OneWorld)
- フランクフルト(Lufthansa / Star Alliance)
- ロンドン(2019.4より就航 BA / OneWorld)
というわけで、フランクフルトはStar Alliance唯一の欧州行き直行便です。そして、このフランクフルト便は2019.3.31よりミュンヘンに行き先が変わります(ルフトハンザは、ミュンヘンをアジア便の拠点ハブ空港と位置付けるようで、その施作の一環)そして、機材も古いBoeing747-400から、Airbus A350へ更新となります。ミュンヘン便だったら、ヘッツェネッカーというRIMOWAが安く買えるショップに行けたのになぁと思ったりしましたが、今回は残念ながら、まだフランクフルトです。
搭乗開始
関西からルフトハンザのジャンボジェットに乗れるのも残り3ヶ月ほどですね。
メインデッキのビジネスキャビン
ルフトハンザの747ビジネスは、最近主流のスタッガード仕様のプライベート感のあるシートではなく、2席並びの席です。ちなみに、1階席は2−3−2という配置。
ビジネスシートは、1階に45席、2階には22席、合計67席あります。
アッパーデッキ(2階席)へ
747のアッパーデッキはプライベート感があって静かで、昔から大のお気に入りです。
アッパーデッキのシート配列は2−2の配置で22席となっています。頭上の収納の形が角ばっているあたり、機材の古さを感じます。シート自体は更新されていますが、古い機材には間違いありません。
ウェルカムドリンク
シャンパン、オレンジジュースと水です。シートに着くと、持ってきてくれました。
飲めるみなさんは、シャンパンをいただくのでしょうが・・・私は普段飲みませんのでオレンジュースをいただきます。ちなみに、白い布に包まれた筒状のものはシートマットで、ベッドにする時に下に敷くクッションです。
今回指定できた2階の前方シートです。最前方にはコックピット、操縦室があります。何度か出入りするところを見ましたが、保安上の理由で二重扉になっているようでした。
シートは割とオシャレなデザインだなぁと思っています。ですが、ドイツらしく質実剛健というか、2−2という配置のシートは、スタッガード仕様とは違って、より多くの座席数が確保できそうな感じです。
この毛布、薄いのにかなり保温性が高くて、暑いくらいでした。
アメニティポーチ
なかなかオシャレなデザインではないでしょうか。
中身は、歯ブラシ、靴下とロクシタンのボディークリームなど。
歯ブラシは、ローマ・ギリシャ共にホテルの備え付けはなかったため、重宝しました。
シートコントローラー
右下の+・ーボタンを押すと、シートクッションの硬さが変わります。プラスを押すと、シートにエアーが入ってくる仕組みのようでした。
メニュー
ウェルカムドリンクに続いて、メニューが配られました。
チョイスは2種類、洋食と和食です。
シートテレビは、割と大きいですね。このシートは、若干窓側に傾斜しているため、デフォルトの位置だと少し正面から右側にモニターがあります。というわけで、左に寄せて見ることもできます。
前のボックスを開けると、あらかじめペットボトルの水が用意されていました。
これ、夜行便とかだと特に助かりますよね。
あっという間に、日本海です。
ドリンクサービス
マンゴージュースだったか、注文してみました。赤ワインにしても良かったかなぁと思ったりもしたのですが、まだお昼ですのでジュースにしました。
食前のドリンクは何にされますか?と来たため、冷たい緑茶が出るだろうとお茶を注文したのですが、なぜか食後に出るような温かいお茶でした。ドイツ人のCAさんだったためでしょうか、日本人の感覚でいうと冷茶が出ません?
1回目の食事
テーブルクロスが敷かれました、ルフトハンザのロゴがうっすら見えます。
前菜
パンはいくつか選べ、軽く温められていました。
前菜は、3種類から選べましたが、ホタテをチョイスしました。
- ホタテのグリル セロリにのせて、トリュフドレッシング、りんごとヘーゼルナッツのサラダ
- 鴨胸肉の燻製、鴨のリエット、ヘーゼルナッツ、ウォルドーフサラダ
- ピーマンのグリルとクスクスサラダ
ですが、トリュフドレッシングは、全く印象に残らず・・・というかドレッシングが掛かっていたのかどうかも不明でした。
再びドリンクサービスに来てくれました。
メインディッシュ
メインディッシュは以下の2種類から選ぶことができました。
- 牛肉の煮込み、トリュフ入り赤ワインソース、マッシュポテト
- タイとエビのソテー、アメリカンソース、リゾット
絶対牛肉がいい!と意気込んで注文すると、割と人気があり周りの人も牛を注文している人が多そうでした。CAさんが2階席にあるメインディッシュは、もう品切れでないと言います。1階のギャレーにあるか確認すると言って、散々勿体ぶってから持ってきてくれました。
この牛肉の煮込み、お肉も食べ応えがあって程よく柔らかく、ソースも少し酸味が効いていて最高に美味しかったです。右手前のは、ザウワークラウトの赤キャベツバージョン?のような感じでした。酸味があって、悪くない印象。
ワインを注文
牛肉のメインがあまりにも美味しそうだったため、普段ほぼ飲まない私も赤ワインが欲しくなり、メインが来た時にオーダー。フランスとスペインのがあるけど、どっちが良いかと聞かれたので、おすすめをお願いしました。
スペインのを持ってきてくれました。このワイン、肉料理にめちゃくちゃ合いました。コクもあって、飲めない私でも美味しくて高級なフルボディのワインだとわかりました。見えづらいですが、ワイングラスにもルフトハンザのロゴが入っていました。
サラダ
写真の順番を間違ったのではなく、なぜかメインの後にサラダがサーブされました。
完全にサービスの順番間違ってるでしょう。
デザート
デザートはチョコレートモカタルトというので、ピーカンナッツが乗っていて、トリュフチョコのような柔らかさで美味しかったです。
コーヒー
カプチーノやエスプレッソも注文できましたが、普通のドリップにしました。
チョコレートや軽食
赤ワインも手伝ってほろ酔い気分でフラットベッドにして、ウトウトして気づいたころにチョコレートが置いてありました。
後方のギャレー近くにテーブルが用意され、おにぎりや軽食、ジュースなども置いてあり自由に取れました。ナッツやサンドイッチなど、2回目の食事前に一度だけ回ってきました。
2回目の食事
2回目は夕食という扱いでしたが、どっちかっていうと1回目の食事がディナーで、2回目はランチ的な印象です。今回も洋食をチョイスしました。
パンが香ばしくて美味しくて、3つも欲張ってしまいました。
メインは以下の2種類から選べましたが、1回目の食事は煮込みだったのでパスタにしてみました。
- 鶏肉の赤ワイン煮、タイム風味のローストポテト
- リングイネ、トマトクリームソース、ベーコン、野菜、パルメザンチーズ
パスタは、きしめんのような平べったいリングイネという麺で、チーズの味がしっかりと効いたソースで美味しかったです。炭水化物少し多い目かな、というメニューでしたが、全体的に美味しかったです。
デザートは、エスプレッソプディング、マロンソース添えでしたが、コーヒーの風味と栗の味もしっかりとしてちょっとほろ苦くて、なかなか美味しかったです。
グラスやカップ
グラスはショットガラス、カップはローゼンタールというドイツのバイエルン発祥の陶器でサーブされました。さすがビジネスクラス、こだわった食器で出されていました。しかも、どれもドイツの会社製です。
さて、シベリア上空です。
手洗いのアメニティ類
歯ブラシ、ウェットティッシュ、マウスウォッシュなどがありました。ロクシタンのハンドクリームもありました。
昼行便でしたが、ワインも効いたのか、2〜3時間くらい寝ていたでしょうか。映画は1本だけ見て、優雅に2回の食事をして、YouTube PremiumやNetflixでダウンロードした動画をiPadで見ていたら、フランクフルトに到着です。
フランクフルト空港に到着して感じたのが、大型機が目立つということですね。
随分と退役しつつあり、世界の空から消えつつあるジャンボジェットの747−400以外に、モデルチェンジして2階席が若干広くなった747−8やエアバスの2階建てAirbus A380−800などの大型機が目立ちました。
乗り継ぎはファストレーンがあり、助かりました。しかし、またミリ波レーダーの金属探知機に引っかかり、ボディチェックを受けることに・・・
さて、行きのフランクフルト乗り継ぎは2時間弱しかありません。
一度、シェンゲンエリアの入国手続きをフランクフルトで済ませてから、ローマ行きの便に乗り継ぎます。