夕暮れ時のお散歩
だんだん夕焼けが近づいてきました。散歩がてら、晩ご飯を食べに出かけることにしました。
ド派手な鍋料理屋さん、バイクのディーラー、鳥居が印象的なダナン寿司、バインミー(ベトナムで有名なバゲットのサンドイッチ)のスタンドなどなどがありました。
目当てのバインセオ、一体どこだ〜
Google mapを頼りに、今回下調べしていたバインセオ(ベトナム風お好み焼き)のお店を探して歩きますが、全然違うお店にたどり着いてしまって、近くの人たちに聞きまくりました。ベトナムの人たち、あまり英語が得意ではないようで、身振り手振りで色々と教えてくれました。
で、Google mapの情報全く違うやんけ〜(激怒)
だんだん腹も減ってきた頃合いで、余計にイライラいたします。しかも、このお店2kmくらい向こうだよと言われてしまい・・・仕方なくとぼとぼと歩いて向かいました。(本当はこう言う時Grabバイクを使えば良かったんだけど・・・)
ここのロータリーを渡るのはなかなか至難の技でした。信号は一応あるのですが、お構いなしにバイクが洪水のように押し寄せてきます。
コツは、バイクが来る方を凝視しながらゆっくりとした同じペースで歩くことです。絶対に走ったり下手に立ち止まったりしてはいけません、ひたすら同じペースでゆっくりと歩くと、あら不思議、まるでモーゼの十戒のように道が開けてバイクが避けてくれます(笑)
BANH XEO BA DUONG(バインセオ・バーユン)
ようやく、場所が分かりました。表通りから、少し路地を入って進んで行った場所にありました。
この看板がそのお店!
こんな狭い路地をズンズンと進んで行きます。自動車が通るのは多分無理だろうなぁ。
路地の突き当たりがお目当てのお店です。やっと到着です。
お店の中はかなり広くて、ざっと見たところ100席?いやもっとありますが、すごく繁盛しています。ほとんどの席は埋まっていました。
ただ、回転も早いようで、人数を言うとここに座れとすぐに案内されました。一人だと、次から次から客が来るので、必ず誰かと相席になります。
注文方法は・・・
至ってシンプルに人数を言うだけ、バインセオしかありません。飲み物が欲しければ言えば持ってきてくれます。
バインセオ到着〜
待ちに待ったバインセオの到着であります。
左の白いシートは、お米で作ったシート(生春巻きの外側と同じような物)です。
これに、いろいろなものを手巻き寿司方式で巻いていただきます。レタスや香草、パクチーやミントなど、いろいろな野菜が入っています。きゅうりやパパイヤサラダ、味噌は2種類ありました。そして、右下の棒についたつくねのようなものは、まさにつくねで、これについては食べた本数分精算する仕組みのようでした。
黄色いオムレツ風のものがバインセオと呼ばれるベトナム風お好み焼き。揚げ焼きされていて、もやし、豚肉、エビなどが入っていて表面カリっとしていて美味しいんです。
野菜、つくね、バインセオをライスペーパーで巻き巻きします。
ムシャムシャといただきます。歯応えも最高、シャキシャキとした野菜と、カリッとしたバインセオ、中は柔らかくてつくねの味もじゅわっときます。味噌をつけながら食べると、さらに美味しさアップ。最高にうまかったです、私の中ではベトナムで食べた食べ物の中で現在ナンバーワンに輝いています。つくねは7本くらいあったのですが、ほとんど全部いただきました。(もちろん残した分は払わなくて良いのですが、美味しくて美味しくて)案外炭水化物は少ない目(ライスペーパーくらい)なので、かなりヘルシーな食べ物ですね。
なんかにおうぞ、と思ったらやっぱりアレでした。ドリアン!
途中、千手観音が祀られたお寺を発見しました。漢字が書かれているので、東南アジアによくある上座部仏教ではなく、大乗仏教のお寺のようです。中国や台湾とも少し違うかなぁという印象でした。
デザートはチェー
帰り道すがら、ホテルからそれほど遠くないところにチェーのお店がありました。チェーというのは、ベトナム風のお汁粉のようなデザートのことです。ただ、このお店はChe Thaiと書かれているので、タイ風のチェーのようです。(とは言っても、一体何がタイで何がベトナムなのかもよくわからず・・・)
よくわからないので、メニューをくれと言うが、ベトナムごと中国語・・・読めません・・・
一番上にあった、お店の看板メニューと思しきチェータイを注文してみました。
右の赤いカゴに入ったものは、バインフランと呼ばれるプリンです。その下にあるクリーム色のペースト状のものは、ドリアンをクリーム上にしたもの。左の白い汁は、ココナッツミルクです。
チェータイ到着!
甘すぎず、さっぱりとしたココナッツミルクの中に、氷とゼリーや寒天、紅芋のようなもの、ジャックフルーツ?などがいっぱい入っていて、ペロリといただけました。ほとんど氷のように見えますが、半分くらいは寒天を固めたようなものです。夕食もデザートも美味しくて、大満足です。
部屋から眺める夜景をみながら、おやすみなさい。
ホテルの朝ごはん
朝ごはんは込みでビュッフェ形式。
窓際のお洒落な席に陣取りました。中国人、韓国人の観光客が多い印象でした。
ヌードルバー
フォー(鶏・牛)の注文ができました。
ホットミールも充実
サラダや豆腐、酢豚、餃子や焼売など中華風な感じから、フレンチスタイルのパンや菓子パンなど、かなり種類も豊富で良かったです。
フルーツも充実
パッションフルーツは、今まで見たことがないほど中身がぎっしりと詰まっていました。上にあるのはココナッツミルク、その下はハスの実のシロップ漬けです。
フレッシュミルクとコンデンスミルクがあるので、甘党はコンデンスを入れればベトナムコーヒーの完成です。
どれもこれも美味しかった。
パッションフルーツは、本当にぎっしり中身が詰まっていて美味しかった。
フォーボー?
フォーボー(牛肉のフォー)かなぁと思ったのですが、どうやら麺がフォーのような平べったいものではなく、あまり食感のない短い目のお米の麺でした。これはこれで美味しかったです。牛肉も美味しくて、酸味の少し聞いたクリアーなスープもなかなかの味。
ベトナム料理、かなり口に合いました。食べ物に関しては、ベトナム大満足です。