さて、リヤドに泊ることを決め、部屋に荷物を入れると、リヤドのフランス系ポーター兼受付兼レストランのウェイターに今日はどうするか尋ねられる。
今回の旅行で、どうしても行きたかった砂漠ツアーの手配をお願いした上で、旧市街メディナの散策をするためにオフィシャルガイドを頼むことにした。
フェズの旧市街、メディナは非常に広い。そして、驚くほど入り組んでいる上、道幅も狭く車もバイクも通れない。この入り組んだ地形を案内できる公認のガイドが居るのだ。半日(2~3時間)でDH200(約2400円)、ただし公認ガイドなので値段もガイドの質も安心できる。
この人が公認ガイドです。モロッコ人の中年男性位になると、このようなまさに「ねずみ男」風の頭からすっぽり覆うタイプのガウンを来ている人が多い。イスラム教のファッションというよりは、こちらの気候に合うような機能的なもののよう。
八百屋
レモン、かぼちゃ、ししとう等、日本でも見覚えのある野菜が多いが奥に見えるミツバのような葉っぱ、おそらくパクチー(コリアンダー)だとは思うのだが、確認できず・・・ これを大量に買っていくモロッコ人が結構居た
こちらの方は、そんなに大量に食べるのだろうか・・・
その隣の子連れの女性のように、ヨーロッパなどと特に変わらないような服装の女性も少なくはない
ムスリム以外は立ち入れない
イスラムファッション
写真にあるように、女性はこのような体のラインの出にくく、頭を覆うようないでたちが多いその隣の子連れの女性のように、ヨーロッパなどと特に変わらないような服装の女性も少なくはない
モスク
モスクの門ムスリム以外は立ち入れない
リノベーション
建物が非常に古いため、いたるところでこのような改修工事をしているんだとか。ガイドいわく、300~500年前の建物だそうな川
路地
このような狭い路地がどんどんと続きますガイドなしでは、まず道に迷って歩けません
迷路
入り組んでいますモスク
中庭
モスクの中庭雨が降ってきました・・・
こちらの天候は常にこんな感じで、降ったりやんだり、30分おき位に天気が変わります
柱などには、アラビア文字で、恐らくコーランの一部分かと思われるが文字が草書体で美しく描かれている
自分の声が反響して聞こえるとか
柱など
中のタイルや柱、天井に至るまで細部にわたって装飾が施されている柱などには、アラビア文字で、恐らくコーランの一部分かと思われるが文字が草書体で美しく描かれている
お祈りのスペース
この壁のくぼみに向かって祈りをささげるんだそうな自分の声が反響して聞こえるとか
もしかすると、司祭か何かがコーランを壁に向かって読み上げるためのマイクとスピーカー的な役割があるのかも!?
そのため、大昔から荷物運びはロバちゃんたちの役割だそうな
文明は進めど、メディナは昔と変わらぬ様相
天井
どこもかしこも見事な彫刻であります中庭
模様に見えるものも、すべてアラビア語の飾り文字が彩られていますロバ
この旧市街、路地が狭すぎて車は通れませんそのため、大昔から荷物運びはロバちゃんたちの役割だそうな
文明は進めど、メディナは昔と変わらぬ様相
タンネリ
「ナメシガワ~」のタンネリに連れていかれました
そう、ここは皮をなめす場所
色の違うおけのようなところになめした皮を漬け込んで革を染色する
色の違うおけのようなところになめした皮を漬け込んで革を染色する
でも、こんな人の密集するような地域でタンニンならまだしも、クロムとかを使って皮をなめしていたら化学物質汚染とか大丈夫なんでしょうかね・・・
ドコカラキタ? トウキョウ、オオサカ、ナゴヤ、トモダチ イル ナメシガワ ヤス~イ コレ クッション ヤワラカイ オリタタメル コンパクト OKOK
などなどと言われ、着たくもない時代遅れなデザインの革ジャンを着せられる
「コレ 3000エン、ヤスイヤスイ」
と言われるも、冷やかして結局断る
「コレ 3000エン、ヤスイヤスイ」
と言われるも、冷やかして結局断る
ちなみに、公式ガイドと共にお店に来た場合、営業活動もほどほどでおとなしいが、個人で来たらうっとうしいほどまとわりつかれるので、きっぱりとお断りしなければなりません