ちなみに、アラブの商売方法は基本言い値であります。値札なんて一切なく、観光客には適正価格の5倍とかの値段を吹っかけてきます。
たとえば、お店側がこの商品はDH(ディルハム)100(およそ1200円)だと言うと、電卓を持って来ていくらなら買う?と聞かれます。そこで、こちらの言い値を電卓にたたき出します。たとえば、こちらがDH20を提示すると、とんでもない!という表情でDH90でどうだ?と言ってきます。店側は譲歩したんだから、DH20よりも多い金額を示せと言うので、DH30といった具合にお互いが譲歩し合った値段を示し合います。この場合だったら恐らくDH60位で折り合うという仕組み。ですが、店側の言い値がDH100の場合、現地の適正価格というのはせいぜいDH10~20の間が妥当といったところ。
このアルガンオイル、試食させてくれました。オリーブ油やバターのように、パンをアルガンオイルにつけて食べるとかなんとか、色々と教えてくれます。パンにつけて食べましたが、味のほうはただの油なんでなんとも・・・オリーブ油のほうが風味が良いような感じ。
値切ってショッピングをするのが好きな人は良いですが、結局のところ旅行者が適正価格よりもリーズナブルな値段で買えることはまずなさそうです。それでも安いのは安いですが、私はこの値段交渉が面倒、時間の無駄と考えるのでアラブ商法はあまり好きではないです。どう考えても相手のほうが上手ですから。
クスクスというのは、スパゲティを作る粉で作ったゴマよりも小さな粒状に加工したもの。
モスクの門
粉屋
こちらは、クスクスの粉や小麦粉、穀物類が売っています。クスクスというのは、スパゲティを作る粉で作ったゴマよりも小さな粒状に加工したもの。
閉まってます
ベルベル絨毯
そろそろ、土産物屋も飽きてきました、というかうっとうしくなってきました・・・ベルベル人が伝統的に作る絨毯です。この上から垂れ下がっている大きいものは、数百万円だそうで・・・ 一応政府公認の価格が示されてはいますが、半条もないほどの大きさのものですら4~5万円とかします。こういうの、まったく欲しくありません。店の人も、こちらの顔を見て年齢を確認すると、別の客のほうに言い寄って行ってくれました(笑)
ちなみに、黄色い某旅行書によると、海外発送可能と言われ現地で高額な絨毯を購入したのに、結局届かないとか、粗悪品が届いたとか、ものが違っていたとかのトラブルがあるみたいですのでご注意を!
ミントティー
ガイドブックに載っていた、ミントティーであります個人で旅行すると、あまりこれを飲むという選択をしなかったためか、これが初のミントティーです。(甘すぎるので、あえて自分から頼もうという気にはならなかったんです)
作り方は、劇甘のお茶(中国茶)に、ミントを大量に入れます。
「おもてなし」とのこと、まぁ、無料なわけですよ。こういうところはアジア的というか・・・
でも、飲んでしまうと、何となく買わないと後ろめたいような気になってしまいます、そこが狙い目なわけで。これ、トルコでも同様のことをやっているそうですよ、向こうはチャイですがね。
でも、飲んでしまうと、何となく買わないと後ろめたいような気になってしまいます、そこが狙い目なわけで。これ、トルコでも同様のことをやっているそうですよ、向こうはチャイですがね。
まぁ、結局は頂いたわけです。
あの、甘い甘いお茶ですが、幸いにも、「ノーシュガー」を選べたのでノーシュガーにしました。これがなかなかいけるのです。お茶にさわやか風味を足したような感じで、日本でも庭に咲いているミントを使ってやってみようと思います。
あの、甘い甘いお茶ですが、幸いにも、「ノーシュガー」を選べたのでノーシュガーにしました。これがなかなかいけるのです。お茶にさわやか風味を足したような感じで、日本でも庭に咲いているミントを使ってやってみようと思います。
ちなみに、お茶の葉自体は普通の中国茶(の緑茶)のようです。
で、結局絨毯を買ったのかどうか?
もちろん、買いませんよ!相手も、金持ってなさそう、っていう感じで別の欧米人のお金持ちそうな方につきっきりになったところを見計らって、そそくさと出ました。ラッキー(笑)
こちらは女性用のモスク
お店たくさん
モスク
モスクは女性用、男性用と分かれているそうですこちらは女性用のモスク
絢爛豪華
これは「ファティマの手」と呼ばれるそうで、魔よけの効果があるとか。この部分を持って、コンコンとノックすると呼び鈴として使えるそうな。
このガイドさん、かなり歩きます。ついて行くのが結構大変
修復中
目的地
さて、リヤド近くに戻ってまいりましたこのガイドさん、かなり歩きます。ついて行くのが結構大変
というわけで、次の記事はディナー編です