羽田空港の国際線ラウンジ
つい数年前まで、羽田の国際線ターミナルなんて仮設みたいな簡易的なものだったのに、羽田空港の国際線ターミナルはどんどん進化してますよね。首都圏からの便利な立地と、国内線との乗り継ぎなども成田よりはるかに便利なため、これからも利便性の良さから利用者はますます増えていくでしょうね。伊丹空港=大阪国際空港(2種空港に格下げになっても、未だ「国際」を取らない)とは大きな違いです・・・そんな羽田空港のラウンジについて、今までに訪れたところをレポいたします。
OneWorld
Cathay Pacific Lounge
最も新しく落ち着いて洗練された雰囲気、さすがキャセイです。羽田の中で、一番のお気に入りのラウンジです。サクララウンジへ入れる人は、ぜひこちらにも足を運んでみてください。ここのラウンジの特徴は、ケータリングはホテルオークラが手がけているということで、食事のクォリティーがかなりハイレベルです。
台北のキャセイラウンジの概要は、以前の記事をご覧ください。
エントランス
ダイニングエリア
コールドミール
お客がセルフで取るのではなく、係の人に言って取ってもらいます。盛り付けなども美しくしてくださいますが、セルフにすると客が取りすぎてしまうので、数を抑制する意味の方があるかなと思います。
ちょっとケチだなと思いましたが、ANA・JALのラウンジよりもミールのコストは掛かっているように見えましたので、仕方がないですね・・・質を落とさず運営して行く上では必要なことなのでしょう。
フルーツやデザート
フルーツの盛り合わせも、熟したものが入っていて、とても美味しかった。飲むヨーグルト、北海道ヨーグルトも美味しかった。
ヌードルカウンター
オーダー式のヌードルバーでは、小ぶりの麺が2種類ほど選べるようになっています。
ホットミール
- 和朝食セット
- 中華粥朝食セット
- 坦々麺
- ワンタン麺
- フレンチトースト
この5つのメニューを、オーダにより作ってもらえます。全部試してみたいと思いましたが、さすがに時間とお腹の都合で今回は坦々麺のみです。これは手も込んでいて、かなりレベルが高いです。
担々麺
今回は坦々麺をいただきました。どんぶりは小ぶりなので、満腹にならずちょうど良いという印象。さすが、ホテルオークラなだけあってお味については文句のつけようなしでした。
サクララウンジ
ミール
お箸の包みがまだ旧ロゴ・・・
JALは和な感じのメニューが良いですね。ただ、成田の方がやっぱりミールは充実してるかなぁという印象。
シャワールーム
Star Alliance
ANAラウンジ
最近は発着枠の都合でANA便が多いからか、非常に混雑していて、時間帯によっては座るところを見つけるのがやっとの時もあります。
ダイニングエリア
昼間はまだ比較的空いていますが、夜になると席がなくなります・・・
ミール
焼きそばやカレー、サンドイッチなどがあります。ANAもJALも、カレーばっかり・・・もう少しキャセイのラウンジを見習った方が・・・
ヌードルバー
きつねそば。だしの味については、関西人なので言いたいことはありますが、お金を払って食べてるわけではないので、まぁよしとします。
山菜そば
シャワールーム
カードラウンジ
カードラウンジは、TIAT LoungeとSKY Loungeの2つが、各2箇所ずつあるようです。TIATはまだ行ったことがないので、写真はなしです。Skyteamなどに属するエアラインの便は、TIATラウンジが指定になる場合があるようです。
SKY Lounge
プライオリティパスラウンジ
実は・・・ないんです。 現在のところ、プライオリティパスで使えるラウンジが羽田空港には存在しません。国際空港なのに酷すぎません?
お気付きの方はするどいですね、楽天プレミアムカード(JCB提携のも含む)で使えるカードラウンジも、プライオリティパスで使えるラウンジも、国際線制限エリアにはない!ということです。楽天プレミアムのみでは、ラウンジ難民になってしまうんですね。なんということでしょう・・・酷すぎです。楽天カード、もう少し考えた方が良いですね・・・というわけで、羽田から国外脱出をすることが多い人は、現時点で楽天プレミアムは全然使えないと思っていた方が良いです。プライオリティパス対策であれば、セゾン・プラチナ・アメックスなどを検討しなければなりませんね。
まとめ
羽田空港、国内線からの乗り継ぎも頻繁にあり、首都圏の人もアクセスが良いために、成田に比べて長時間ラウンジで時間つぶしする必要もないかと思います。ですが、ラウンジはやっぱりあった方が嬉しいですね。そして、羽田ではキャセイのラウンジがナンバーワンです。ANA・JALは、キャセイと比較するとイマイチです。良い意味でキャセイに刺激されることを期待。
オリンピックに向けて、これからますます増強されていくことと、楽天プレミアムカードにも期待をしておきましょう。