きりたんのマイラー旅ブログ

旅行記などの記事を中心に、マイレージ、ホテル、ラウンジ情報など

物欲の秋、2018秋のApple製品選定に悩むの巻

悩んでいます・・・それも、今月に入ってず〜っとです。

そう、私ちょっとしたApple信者なんです・・・割と信心深いほうなんですよ(笑)

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私の愛用しているApple製品たち〜良い点・悪い点〜

  • iPhone X
    f:id:kiritanpotan:20181111104639p:plainiPhoneに関しては、1〜2年置きのモデルチェンジ(Sが付いたタイプではなく、通常のフルモデルチェンジ)で買い換えることが多く、今までは大きめのPlusサイズを使っていたのですが、やはりポケットに入れたときのモゴモゴ感が嫌だったので、ベゼルが狭くなり本体サイズの割に画面が大きくなったXに飛びついたのが昨年でした。アメリカから個人輸入して、旅行中レストランでの撮影などでもシャッター音がなく活用が非常にしやすく、特に旅行中に使うことの多いカメラの品質、夜景がきれいに撮影できるようになった点が気に入っています。旅行中、重たい一眼カメラから開放されたのがすごくうれしい。個人輸入の方法については、昨年のiPhone X購入時の記事(↓)を参照してみてくださいね

    www.kiritan-travel.com

     

  • Apple Watch3
    f:id:kiritanpotan:20181111104648j:plainApple Watchは、実は初代のモデルに飛びついて購入したのですが、バッテリーのもちが悪いのと、動作がモッサリしすぎててこりゃだめだなと思って売却しました。しかし、Apple Payにも対応し、クレジットカードの非接触決済(iDやQuicpay、Suica)なども使えるようになり便利になったのと、最近は充電器も持ち歩いているのでバッテリー問題は解決、ジムでのワークアウトや運動量の記録、音楽プレイヤー(音量調整や曲送り)にも使っています。あとは、バイクに乗ってはじめての場所に行くときに道に迷う事があるのですが、iPhoneだと取り出す手間がありますが、Apple Watchにナビを出しておけば非常に便利なんです。ただ、Apple Watch4が出てしまって、心電図のトラッキングもできるようなのと画面が大きくなったところがちょっと悔やしく思っています・・・
  • Air Pods
    f:id:kiritanpotan:20181111104754j:plainApple Watchとの組み合わせることで、ジムで効果を発揮します。以前は、iPhoneに付いていた純正のイヤホンをジムで使っていたりしたのですが、やはりケーブルは邪魔ですね。トレッドミル(ランニングマシン)で引っかかったこともあったので、ワイヤレスのイヤホンはジムで効果絶大で気に入っています。AirPodsだけでは曲名の確認などはできないので、Apple Watchで確認しながらクラウンを回して音量調整や曲名の確認を調節しています。Air Podsの唯一の難点は、動画を見る時やゲームの時に画像と音声にタイムラグがあるところですね。それからMacでTVを見ていて(m2TVを使っています)、AirPodsにすると外部出力には非対応と表示が出て使えない点。
  • iMac (非レティナモデル)
    f:id:kiritanpotan:20181111104813j:plainもう6年ほど使っている私のメイン機が、iMacの21インチモデルです。これが出た頃は、デスクトップではありえない位ディスプレイの端が薄く、美しいデザインに目を奪われしまいました。当時Windows8に変わったタイミングで、Windowsの変更とWin8の駄作ぶりに嫌気が差していたのもMac導入の後押しとなりました。Windowsの新OSに慣れる面倒と心機一転macのOSに慣れる手間を天秤にかけて、最終的にMacに変えてしまえ!と思い立ち、現在に至るまでメインPCとなっています。iPhoneとの連携、Windowsと比較した時のOSの安定性、冷却ファンの音の静かさ、内蔵スピーカーの音質が秀逸などの点が気に入ってずっと使っています。さすがに6年も使うと不具合もあり、イヤホンジャック接続端子がグラグラになったり、HDDの起動が遅くなり、SSDに換装したりといった部分はあります(Macを自分で分解すると、保証が受けられなくなる場合があるので要注意です。私のはもう6年モノですので保証も何も関係ないので自己責任でやりました。)SSDに換装して、起動時の待ち時間が減り非常に快適に使えています。
    ただ、システム上起動音を消音できないモデルのため、電源をONにしたら「ジャーン」という音が夜中でも鳴ったり、レティナディスプレイではないところだんだん気にはなっています。

2018年のApple新作

2018年9月には、毎年恒例となった

  • iPhone XS

  • iPhone XS Max

  • iPhone XR

  • Apple Watch4

2018年10月末には

  • iPad Pro

  • Mac mini

  • MacBook Air

が発表になり、結構な刷新がありましたよね。

iPhone・・・

昨年購入しているXからのマイナーチェンジにとどまるので、細かいところ(HDRなどのカメラ性能アップやCPUの性能アップ、Face IDの認識速度アップ等)は変わっても、買い換えるほどではないかなということで、iPhoneの購入については見送ります。Apple Watchは、今年購入したばかりなので少し残念に思いますが、そこまでの性能アップかなぁというところなので、こちらも保留。

 

気になったのは・・・

そう、今回の秋の新製品で一番気になったのはiPad Proと、MacBook Airの新型です!

iPad Pro11インチ・・・

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良いな〜と思った点

ベゼルが薄くなり、キーボードをつければまるでMacBook?というような印象すら受けます。先日、実機を触ってきましたが、フレームレートが120FPSになっており、スワイプしたり画面を動かしても超なめらかな動きで惚れ惚れしてしまいました。以前のiPad Proと並べても、少しインチ幅が大きくなった以上に大きく見やすくなった印象を受けました。

もしや、これ1台でMacの代わりになる位使えれば、良いではないか!と真剣に悩みました。理由は、ベンチマークスコアです。

  • シングルコア→5000超え
  • マルチコア→18000超え

これは、そんじょそこらのノートパソコンよりも優れたCPUなんですね。

イマイチな点

やはり、タブレットはタブレットなんですよね。AppleはパソコンとタブレットのOSを共通化させておらず、Mac→macOS、タブレット、スマホ→iOSと完全に切り離しています。それは、Windowsとは違った良いところでもあり、悪いところでもあると感じる次第です。やはり文書を書いたり表計算したり、フォルダの管理などの点ではiOSはまだまだです。そして、最大のポイントは価格ですね。(両方wi-fiモデルです)

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Apple Pencil・・・ 14,500円+税

スマートキーボード・・・22,800円(12.9inch) 19,800円(11inch)

 

11インチ最安モデル+ペン、キーボード全部揃えると 134,028円(税込)

12.9インチ全部入りフルスペック+ペン、キーボードで揃えると 250,668円(税込)

 

さらにSIMカードの入るCellularモデルを選ぶと、さらに+18,000円程の追加が必要です。完全にノートパソコンの代用までできて、このスペックであれば良いのですが、割とハイスペックなノートパソコンが買えてしまうレベルのお値段です。

 

MacBook Air・・・

MacBook Airの久しぶりの新型になります。レティナディスプレイで、その独特な先が薄くなるような形状、軽さが売りだったのですが・・・

良いな〜と思った点

お手頃なお値段(iPad Proと変わらない)と機動性、レティナディスプレイである点。

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イマイチな点

重さ・・・1.25kgです。今までのMacBook Airは重さが1kgを切っており、軽さのメリットが非常に高かったのですが、MacBook Proの1.37kgと比較しても、120gしか変わらず、軽さのメリットがあまり無くなってしまいました。

そして、CPUが非力です・・・もちろん、新型のiPad Proよりも断然ベンチマークスコアも低く、デュアルコアです。

 

次の記事では、私が選定したモデルについて悩みに悩んだ結果について書きたいと思います。

RIMOWA購入計画【3】〜悩ましいモデル選び・機内持込サイズ編〜

CABINサイズ(機内持込サイズ)

大阪ー東京便等に搭乗すると、かなりの人がRIMOWAを持込サイズとして持っているのを見かけます。その中でも、ひときわ目立つのがアルミでできたTOPAZというモデル(新しいラインアップ名はOriginal)で、縦縞模様の型押しがされた銀色に輝くモデルです。見た瞬間RIMOWA!と分かります。

 

これに憧れる人も多いのではないでしょうか?日本で買うと12万円くらいするようで、かなり高級ですね。現在、私が持っているRIMOWAはポリカの軽量モデルですが、以前からシルバーに輝くTopazも良いなぁと思い憧れていました。そんなこともあり、今回は脳内で色々とシミュレーションしています。

では、機内持込可能なサイズについて見ていきましょう。

サイズ制限

100席以上・・・合計:115cm以内(55cm × 40cm × 25cm以内)

100席未満・・・合計:100cm以内(45cm × 35cm × 20cm以内)

重量制限

重量に関しては、10kg以内が規定となっている会社がほとんどのようです。

 

35L前後サイズの比較検討

今回は、RIMOWAのLufthansaモデルでの購入を考えています。フランクフルトやミュンヘンの空港にあるWorldShopか、郵送でヨーロッパの空港で受け取りもできるというものです。定価での販売にはなりますが、タックスリファンドを受けることが可能です。私の気になったモデルを並べてみました。

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※1ユーロ=130円の想定、税金の還付は11%戻ってくるという情報を聞いたため、11%で計算しています。

 

  • まずは、アルミでできたシルバーの憧れのモデルですが、こちら免税後の価格で約8万円です。もっと落ち着いた感じの黒い塗装がされたモデルに関しては約10万円で2万円ほどのアップです。重量も金属なだけあって4.8kgとずっしりとした重さです。特に黒いモデルは持っている人も少ないしと思ったのですが、ポリカモデルの2倍の値段と考えると、勿体無すぎて却下となりました。

  • ポリカでできたモデルは、今もシルバーの二輪のものを使っていますが、ツヤありタイプなので擦れた汚れが目立ってきたため、汚れが目立ちにくいマットブラックもいいかなぁと思っています。なんと言っても、このモデルの良いところは軽さと値段の安さ、ジッパーで開け閉めできるので、ちょっとした荷物の出し入れが容易なところです。最初見た時に、これカッコいいなと思ったモデルで、価格は約5万円。

  • 左から2番め、こちらもポリカでできていますが、割れたり傷の入りやすい角の部分に金属で補強されており、閉める部分はジッパーではなく金属で補強されています。これで約7万円弱ですが、問題は重量で4.4kgとなりアルミモデルの4.8kgと1割程度の差しかありません。はじめは耐久性も高そうで良さそう、と思ったのですが、値段がポリカモデル+2万円弱するのと、重量が1kgのアップと考えると、選択肢から外れました。

結論

まだ少し迷いそうではありますが、値段と軽さで選ぶとなるとポリカーボネイトのマットブラックになりそうです。一番の決め手は、機内持ち込みサイズの重量制限の上限が10kgであるのに対して、ポリカモデルであれ3.4kg、アルミモデルだと4.8kgとなり、収納できる容量が6.6kgと5.2kgの差となります。ほとんど重量を測られるようなことはないかと思いますが、かなり大きい差です。荷物が大きいと、上の棚に入れる際も大変なことは想像できるため、やはりポリカーボネイトのモデルが良いかなという結論になりました。

EUフライト遅延補償金の請求(EU261法)〜請求編〜

ヨーロッパ便のフライトの遅延・キャンセル・オーバーブッキング

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フライトの遅延、キャンセル、オーバーブッキングによりひどい目にあった人もいるかと思います。自己防衛のためには、クレジットカードのゴールドカード・プラチナカード等に付帯の旅行保険に航空便遅延補償があります。しかし、今回はその補償ではなく、ヨーロッパ発着便に限った全ての人が対象の話です。まずは、法令関係の規則について見ていきましょう。

EU規則261/2004(EU261法)

EUでは、法律により「旅客の権利」が認められており、補償の内容についても規定が明文化されています。駐日EU欧州連合代表部の公式サイトにも詳しい記述がありました。

eumag.jp

「旅客の権利(Passenger Rights)」とは、市民が交通手段の利用において搭乗拒否、欠航、大幅な遅延などのトラブルに遭遇した際、運賃の払い戻しや食事、金銭的補償などを受ける権利のことを指します。

補償内容と条件

補償されるための条件

・EUの都市を出発する便は、全ての便

・EUの都市に到着する便は、EU加盟の航空会社便(ANAやJALは不可)

・決まった時刻に空港で搭乗手続きを行った場合

・遅延、キャンセルの理由が航空会社の責任の場合(悪天候やストなどは不可)

※他にも細かい規定はあります。詳細は以下のルフトハンザのページにもあります

https://www.lufthansa.com/cmn/ja/passenger-rights

補償内容

f:id:kiritanpotan:20181014105423p:plain・フライト距離、遅延した時間により金銭補償がもらえます

250ユーロ・・・1500km以下(2時間以上遅延)

400ユーロ・・・1501km〜3500kmまで・EU内は1501km以上(3時間以上遅延)

600ユーロ・・・3501km以上(4時間以上遅延)

なお、フライトキャンセルやオーバーブッキングの場合もこの基準に準じるようです。

それから、これはチケットの代金にかかわらず補償される(厳密には無償の航空券は不可のようです、特典航空券は可)ため、LCCで格安チケットを取っていた場合などでは、補償額がチケット代を大幅に上回る場合もあるようです。

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http://www.jterc.or.jp/kenkyusyo/product/tpsr/bn/pdf/no55-shokai.pdf

 

請求する方法は?

フライトが遅延・キャンセル・オーバーブッキングした場合、空港でミールクーポンを配ったりゲートでドリンクや軽食を渡すなどの補償はありますが、この規定に基づく金銭補償を航空会社が積極的に乗客に対して行うことはありません。航空会社からすれば、できるだけ乗客には知らないでおいてもらって(忘れてもらって)時効(時効は4年のようです)を迎えたいというところでしょう。権利は主張しなければ無いも同じ、心当たりのある人はドンドン積極的に請求しましょう。この後述べますが、簡単に調べられてコストも掛かりません。

航空会社に直接請求

大体の場合、公式サイトにひっそりとこの規定に基づく補償請求の専用ページを設置しているようです。しかし、個人が請求したところで航空会社は自分の都合の良いように法的な解釈をして、できるだけ補償額を減らしたいと思うのは当然だというのが私の考えです。しかも、航空会社にも法律関係に詳しい専門の部署もあるでしょうから、プロが相手になるわけです。

満額の補償をすぐにしてくれれば問題ないのですが、そうでない場合もあるようです。

法律事務所を活用

法律に基づく補償は、専門の法律事務所にお願いをするのが楽ですし、ノウハウも多く、場合によっては訴訟手続も行ってくれますので、個人では難しい交渉も全ておまかせできます。ただし、手数料は成功報酬で補償額の25%発生しますので、手元に入る金額は減ります。手数料が発生したとしても、申請すれば後は専門家が全てやってくれるので安心だし楽です。

 

私は、2018年の正月、アテネからの帰国便利用の際に発生した遅延の補償を法律事務所を使って請求してみました。(ただし、この便の遅延についてはフランクフルトでの天候不良が原因とアナウンスされていたため、補償されるかどうかはわかりません)
www.kiritan-travel.com

航空便遅延補償を専門に行っている法律事務所

https://www.flightright.com/

https://www.refund.me/

https://www.airhelp.com/en/

https://www.claimflights.com/delayed-flight-compensation-service

法律事務所経由で請求してみた

今回活用してみたのは、flightright.comです。自分が搭乗するはずの飛行機が遅延やキャンセルした場合、補償を求められる可能性があるかどうかを簡単に調べることもできます。とりあえず、日付と便名を入れて可能性を探るだけは無料なので調べてみましょう。補償が求められる「可能性あり」という表示が出れば、そのまま必要事項を入力すれば補償を求める手続きに進めます。

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https://www.flightright.com/

請求の流れ

個人情報、フライト予約番号などを入力し、それでOKであればマウスなどを使って画面上に署名をして提出することで正式な依頼手続完了、着手という流れで至って簡単でした。

 

・2018/9/1申請→約1週間ほどで以下のようなメッセージが表示されました。通常であれば1〜2週間程度で補償金が支払われるという流れのようですが・・・

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支払い拒否の通知

「航空会社は支払いを拒否しましたが、flightright.comは航空会社の主張と顧客の権利が合致しているかを確かめることを目的としています。弊社の法律家が航空会社への訴訟の見込みを探っています。これによるコストは一切発生しませんが、数週間から数ヶ月掛かる可能性があります。いずれにしろ、結果は報告します。」

 天候が理由で到着便遅延が発生したことによる出発の遅延なので、そこがポイントかなぁと思っています(悪天候理由の場合は航空会社の免責になります)。半ばあきらめてはいますが、今後のため経験として申請してみました。

 

おそらく、これを自分だけでルフトハンザに申請していれば、支払い拒否で一蹴され、その後手の打ちようもなかったと思いますが、こういう請求ばかりを請け負っている法律事務所なので、様々なノウハウがあるのでしょう。場合によっては数ヶ月後に決着が付いたケースもあるようなので、あまり期待せずに結果を待つことにします。いずれにしろ、法的根拠と照らし合わせて納得のいく落とし所を探ってくれると期待しています。

現在で約1ヶ月半経過、動きがあれば、またブログにて報告をいたします。

To be continued...