きりたんのマイラー旅ブログ

旅行記などの記事を中心に、マイレージ、ホテル、ラウンジ情報など

金門島観光 別室送り再び・・・

金門島


本日は、いよいよ楽しみにしていた金門島へ参ります

朝食バフェ

ホテルの朝食バフェ、なかなかうまいです
一番うまかったのは、意外や意外、白粥です
朝はシンプルで、おなかに優しいものが一番です

その次にうまかったのは、ポテトのグリル
ペッパーが効いたポテト、ただ味付けをしてグリルしてあるだけだがうまい!
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金門行きフェリー乗り場へ

ホテルのコンシェルジュに金門島へ行きたいんだが、と言うとアモイのマップをくれて、東渡埠頭の近くのフェリー乗り場へ行けと言われる

コンシェルジュがタクの運転手に行き先を確認してくれたので、中国のタクシーお得意のわざと遠回り作戦等もされずに5分ほどで到着
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結構な人がいる

周りを見ても、ほとんどの人はTAIWANパスポート+台胞証(台湾居民来往大陸通行証)を持っている(興味のある人はwikipediaなどで調べてみてください)
日本人だとパスポート1冊でOK、台湾も中国も査証も免除されているので非常に楽。日本のパスポートは改めて非常にありがたい存在だと実感する。

ちなみに、日本のパスポートでビザ免除orアライバルビザが可能な国は186カ国(地域)


大陸の人間は少ない様子
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フェリーは1時間ほどで到着するが、小金門島の「三民主義統一中国」のプロパガンダが見えた
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港に到着!中国入国の際のような検疫はなく、サーモカメラを構えた検疫官のところに質問票を出せば終了

あまり外国人が来ない税関のようで、日本のパスポートを出すと、引き出しからスタンプを出して押してくれた

いつの間にか、台湾のビザ免除は90日になっていた
船のマークと上陸地点のKINMEN PORTと書かれたスタンプを戴いた

港から出ると、銀行のブースと発券所がずらっと並んでいて人民元を台湾ドルに換えてもらった 両替できるのは100元札のみの様子。ちなみに、両替ブースの一番端には1台だけATMもあった(試してないので日本発行のクレジットカードorキャッシュカードが使用可能かどうかは不明)
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お昼時なので、港を出てすぐの食堂で金門島名物の牡蠣入り麺をいただく
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かなり小ぶりではあるが、牡蠣がゴロゴロと入っていて、澄んだスープには牡蠣の出汁がしっかりと出ていて美味!麺はお米の細麺でそうめんのような感じ
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小金門島

小金門島へ行きます
高校生?位の年齢の台湾軍人が40~50人ほど乗り込んできた
今回乗った便は、一般乗客よりも軍人の方がはるかに多かった
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小金門島到着
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さて、とぼとぼと歩き始めると客引きのオッサンがいて中国語でしきりにまくし立てる
ツアーツアーというので、How much?と訪ねるとNT$500と言う
頭の中はまだ中国元のレートしかなかったため、うわ高!と思って要らんと言ったらすぐに去って言った。よくよく考えると1500円だからそう高くも無いのだが・・・
すぐに去っていくあたりは大陸中国の客引きとはちょっと違う感じ。フェリー乗り場でも、列を無視してズンズンと入ってくる人は少なかった、そこら辺も中国大陸の人民とは違うところだろうか(笑)

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さて、地下洞窟の港がそばにあるので歩いていくことにした およそ300mほどで到着ただ、熱帯の気候なのでちょっと歩いただけで汗が噴出してツアーを断ったことを後悔し始める
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人、ほとんど居ません
ここ、有料かと思いきや、無料でした
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中に入ります、この洞窟、岩肌を人手で掘っていったかつての軍事目的の港だそうで、すごいもんだと関心しながら入っていく
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歩道は1本道しかないのだが、途中十字路のようになっていて、恐らくこうもりの甲高い鳴き声が響いて不気味な感じ
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岩肌には掘削の跡がびっしり
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抜けました、日本で言う道の駅のようなおみやげ物売り場のすぐそばに寺院がある
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このようにして重機で掘り進んだという人形、結構不気味
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トンネルの入り口付近には観光案内書所がある
そこに、無料で借りられる自転車(現地語で自行車)があったため借りてみた
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さて、自転車で走りはじめます
出発地点が一番高くなっていた様子で、後は下るのみ
行きは良い良い帰りは・・・と想像すると嫌になりますが
ちなみに、道路に2本平行に並んだコンクリートの線路のようなものは有事の際の戦車用だそうで
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バンザーイ、ですか(笑)
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自転車がガタガタしていたわけではなく、ソニータイマーのせいでデジカメの手ぶれ防止誤作動のせい
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道路の傍らに目をやると・・・ 「地雷」のマーク
地雷にビビってピンボケしているわけではなく、これもまたソニータイマー(怒)
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泳いだり、魚を取ったりしてはいけませんとのお達し
そうそう、台湾の行政区分ではここは「中華民国福建省金門県」だそうです
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将軍なんちゃら
恐らく要塞
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ピンボケはソニータイマーのせいです、ご勘弁を!
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南海か電源を入れていると正常に戻ったり、またおかしくなったり・・・
本当に困ります
次はもう二度とサイバーショット及びソニー製品買いません!
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工事の看板がありまして
内容は、どうやら大小金門島を結ぶ海底トンネルを作るとかなんとか
まぁ便利にはなるけど、そこまでお金を掛けて経済効果があるのか?
ゆくゆくは中国大陸とも橋でつなげるとか!?まさかね・・・
でも、マカオ、珠海、香港は橋でつなげる構想があるそう
いつかそんな日が来るかも!?

さて、暑いのなんのって、これまで歩きつかれたのも手伝って、もう観光する気力がなくなったので金門島へ戻ってフェリーに乗ります
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台湾出国は、日帰り観光の人が少ないためか?入念にパスポートをジロジロと見られましたが難無くできました

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だがしかし・・・


最悪なのは





中国入国でありました!!!

中国入国の顛末
アモイのフェリーターミナルに到着すると、通常であれば我先にと現地人が出入り口に殺到するのだが、出入り口がなかなか開かない

検疫官が乗り込んできて、また船内検疫か!?と思って居ると
"Japanese passenger!"「ニッポン ニッポン!」
と放送が流れる

出入り口に向かうと、検疫官について先に下りるよう指示される

キターーーー

別室送り!(涙)

人生2回目の別室送りでございます

本当に、この非効率な検疫、どうにかならんかねぇ・・・

13億の人民の健康を水際で守ると言うのが目的?

それともこの際ににっくき日本人に嫌がらせ?

と思ってふと目をやると、真っ赤な顔をした台胞証を持ったオジサマがマスクをして座っておられます・・・ この人絶対ヤバイと思って近づかないようにして待って居ると

赤色の見慣れたパスポートを持った人が他3名ほど、どうやら邦人の駐在さんですビザ延長のためだけにわざわざ金門まで来たとのこと

一人は中国語をしゃべれるので、その人が親切に翻訳してくれました

赤い顔をした台湾のオジサマ、隔離室へ向かわれました(笑)その後どうなったのかは分かりません・・・

そして、その翻訳をしてくれた日本人のオジサンが困ったら連絡したらいいと名刺をくれたのだが、某企業の中国法人の会長取締役とのこと、タダモノじゃなかったのね

その後、既に記入した検疫質問状に加えて「悪寒はしますか?心臓は痛くないですか?喀血しませんでしたか?風邪は引いていませんか?今までにどこに渡航しましたか?」等の質問が書かれた質問票を新たに記入して、耳で計る検温計で体温を測って(35.6℃と表示)30分後ようやく開放

あ~~~~~~~~~~~~疲れた
体調が良くても日本人と言うわけでこの扱いです、もし新型インフルにかかったら、絶対この検疫で赤ら顔のヤバイおじさんと接触したせいだと思いつつ・・・

ほとぼりが冷めるまでの間は、中国の検疫はこのような有様が続くことと思われますので中国の国境・あるいは境界を越える方は時間に要注意であります


さて、晩御飯です
もう気力も体力も残っていないので、ソフィテルプラザ3階のLe Chinoiseで中華料理を戴くことにしました
まずはウーロン茶
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ブロッコリーのアワビソース

レストランの端に、テーブルが置いてあり、そこでガスボンベのコンロが置いてあってなにやら調理をしている様子

で、出てきたのがコレ
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ん!


ちょいまてよ、注文したのはブロッコリーでアワビじゃないぞ!
おかしいなーおかしいなーと思いつつ食べると、アワビの食感なんだけど
ちょっと違う?エリンギに近いような不思議な食感がするなぁー

請求が来て、アワビ400元とかだったらどうしようとかビビり始めました


あんかけチャーハン

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これはうまかった
一人には少し量が多いが、緑色のチンゲンサイと恐らくキュウリ?のシャキシャキした歯ごたえがなんとも言えないお味


シャオチェイを呼び、マイタン(お会計)をすると・・・

伝票には・・・・

140元(約2100円)との記載

ホっとしたのは言うまでも無い
先ほどのアワビちゃん、正しくは「きのことブロッコリーのアワビソース」だった
アワビかと思うような歯ごたえのキノコに、アワビのソースとブロッコリーが添えられたもので、手ごろな価格でアワビの雰囲気を楽しもうと言うヘルシーな一品でございました(笑)