エギナ島へ
このツアーの3つめの最後の島、一番大きなエギナ島へ来ました。
エーゲ海の3つの島を巡る!
1日クルーズツアー(ランチバイキング&市内ホテル送迎付き)
€103/一人
- ポロス島 丘の上から眺めるエーゲ海の美しい景色は絶対必見。
- イドラ島 車両進入禁止の自然が美しい島。ここではロバが交通手段。
- エギナ島 サロニコス湾最大の古代遺跡アフェア神殿が有名な島。オプション(30ユーロ弱)として当日アフェア神殿の見学もできます。
エギナ島は、このクルージングで訪れた3つの島の中で最も大きな島です。
最後の集合時間は17:55ということで、滞在時間は2時間ほどありました。
アフェア神殿へのオプショナルツアーに参加
エギナ島の滞在時間が2時間ほどありますが、有料のオプショナルツアーに参加することができます。
オプショナルツアー詳細
- 移動手段・・・バス(door to doorで船着場から現地まで直行、楽です。)エギナ島在住のバスドライバーさんが、船着場から向かってくれます。
- 行き先・・・聖ネクタリオス教会・アフェア神殿
- 金額・・・25〜30ユーロ位(失念しました・・・時期によって変動があるかも)
このオプショナルツアーは船の中で申し込みをすることになるのですが、支払いにクレジットカードも使えます。
オススメかどうか?
私は世界遺産や神殿が好きなので、オススメします。まず、2時間という限られた時間内で、タクシーはたくさんあるにしろ、時間的にやきもきしながら向かうのは難しいでしょう。全部自分だけで回るのは、なかなか至難の技です。万一のイレギュラーがあった場合も、クルーズ船のツアーがやっているツアーであれば安心です。夏場など、暑い時はバスでの移動なので汗だくになる必要もありません。
ただ、パルテノンも見たし、せっかくのクルージングだからセカセカ急がずのんびりとしたいな、というのも良いと思いました。ショッピングを楽しんだり、タベルナで早い目の夕食をとったり、カフェでフラッペを飲んでゆったり過ごすというのも良い過ごし方ですね。
船着場にはヨットがいっぱいです。夏場になると、ヨーロッパ各地から長い長い夏のバカンスを過ごしにたくさんの人で賑わうのでしょう。
ガイドさん曰く「ギリシャ人は夏休みに1ヶ月以上の休暇があります。昔は、ボーナスも潤沢に出ていて、夏休みはヨットに乗ったりバカンスを楽しんでいたのですが、通貨危機後はボーナスなし。ただ、夏休み期間も給料は出るんですよ。」ということでした。
でも、パルテノンで話しかけられたおばさまの話にもあったように、お金はあんまりなくても、ギリシャの人たちは幸せそうでしたね。
ピスタチオ・オリーブの畑
こちらの島の名産品、ピスタチオ・オリーブの畑?が見えてきました。後ほど大量にピスタチオをお土産に買ってしまいました。
低い目の木なんですね、島なのでおそらく強い風から身を守るために低木が多いというのもあるかもしれません。
聖ネクタリオス教会が見えてきました
教会内部、立派です。
こちらの教会は、偉大な聖人ネクタリオスの棺があります。
この棺に耳を当てて、心臓の音が聞こえたら、病気が治癒すると言われているそう。
ピスタチオ売りのおじさん
太っちょのバイクで売りに来るおじさんと、メルセデスで売りに来るおじさんがいました。
ガイドさんは、ここで売ってるのは湿気てますとか、塩味が効いていますとか言っていましたが、あとあと考えるとこの行商人から買うのもお得でいいですね。(行商人から買うと、ガイドさんにお金が入らないんだと思います)
このメルセデスおじさんが売ってるのは、ピスタチオ1kg=9ユーロ(たしか)と、干したイチジクですね。買えばよかったと後悔・・・
アフェア神殿
ギリシャは、ポリスと呼ばれる都市国家の集合体だったわけですが、このアフェア神殿のあるエギナは、アクロポリスの丘にあるアテネ=アテナイという強力な都市国家に対抗する都市国家だったそう。
アフェア=ギリシャ語で、消えて無くなるという意味。
パルテノン神殿よりかは、こじんまりとしているのですが、なんとこの柱全て1つの岩から切り出した石灰岩でできています。その上に白い漆喰を塗ってあるそうですが、保存状態もよくて素晴らしい遺産です。
撮影のベストスポットは入り口の右
これもガイドさん談ですが、神殿というのは建物の玄関(入口)が太陽の昇る方向=東向きに建っているそうで、ちょうど日の入り時刻には沈みゆく太陽を背景に写真が撮影できます。
というわけで、右側からベストショット。
ピスタチオのアイスクリーム
このアフェア神殿の前に、ピスタチオとピスタチオのアイスクリームを売っています。
多分、かなりよく売れていると思いますが、緑色をしていて杏仁豆腐のようなアーモンドっぽい味がします。おそらく100%ピスタチオではなく、杏仁の香料なども混ざっているような気はしましたが・・・
確か2.5か3ユーロとお値段は格安でしたので、旅の思い出にちょうど良いと思います。
道にある小さな教会
これ、ギリシャではいたるところで見ることができますが、交通事故や不慮の事故などで亡くなった人の遺族が、故人を弔うために建てたものだそうです。
山にあるケルンにも似ていますね。
ピスタチオ屋さん
こちらのピスタチオやさん、フェリー乗り場にあります。
ガイドさんおすすめ、一押しな理由、おそらく紹介料(キックバック)が入るからだと思います。お店の中にまで入って熱心に売りさばいてらっしゃいました。そうでもなければ、ここまで熱心に売り込みませんよね〜、商売上手!
ですが、だいたいのピスタチオは塩味がついているのですが、こちらで売っているピスタチオは塩味なしのものがあります。家に帰って食べたところ、塩味なしの方が、味がが誤魔化せないせいか、美味しいように感じました。
ガイドさん曰く「ご飯を炊くときに、ピスタチオと一緒に炊くと、ほんのり緑色がついて、香ばしい香りがして美味しい。」とのこと、今度時間のあるときに試してみたいと思います。
出航
もう夕暮れです。この後1階のダイニングエリアは民族舞踊、ダンス会場となっているようでした。が、帰った時には時すでに遅しで満席状態で場所が取れませんでした。
アテネのピレウス港まで戻ります。