Grabタクシーアプリを使い、ARL(Airport Rail Link)のPhaya Thai駅まで来ました。空港まで行っても良かったのですが、この日も戴冠式の休日とのことで、道路状況や渋滞等も考慮してARLで行くことにしました。
ドライバーは「ザ・主婦」といった感じのおばさまで、運転技術に少々の難ありといいますか・・・途中、何度も運転代わってあげようか?と思いました。
まず、驚くほど座席位置が前です。運転はかなり慎重というか、遅いため煽られます。スーツケースは、トランクに入れていたのですが、急ブレーキで何度も何度も前後に移動するため、ご覧のようにシート後ろのスペースが広々していたため移動させました。空港までこの車でではないのが唯一の救いでした。
ARL Phaya Thai駅
この時、やっと気づきました。新国王の戴冠式の期間、公共交通の乗車賃が無料となっていたようです。そういえば、BTSの入り口で係員がカードを配布しているのをみて、何だろうかと思ったのですが、ARLの券売機で「無料」の掲示をみて気づきました。どうりで、BTSに乗った時ラビットカードの残高が減らなかったわけです。一応、改札は機能していますので、無料のチケットを改札の係員から受け取る方式でした。
ARLは通勤時間はかなりの大混雑になるのですが、この日は戴冠式に関わる祝日のためガラガラでした。おかげさまで、スーツケースを置くのにちょうどいい端の席に座れました。
スワンナプーム空港
空港でも、新国王に関するデコレーションがいっぱいありました。
Emiratesチェックインカウンター
エミレーツは3大アライアンスに非加盟のため、自社の会員組織Skywardsの上級会員でもないと優先チェックインやラウンジは使えません。が、今回はビジネスのチケットを買ったため、ビジネスのカウンターを使わせていただきました。
ファストトラックのチケットももらい、スイスイと行けました。以前のものとデザインが変わったのですね。
あっという間に出国検査を通り抜けて、初めてのエミレーツラウンジに向かいます。
エミレーツラウンジ・エントランス
黄金色に輝くエントランス、重厚感がありますね。
手前にソファーエリア、奥にダイニングエリアとなっていました。
ダイニングエリア
ドリンク類は、一通りのものは揃っている感じです。ビールの銘柄も、ハイネケン、チャーン、シンハ、タイガーがありました。
ホットミール
トマトソースで煮たチキンや、シュニッツェルなどもありました。サテなどもありましたが、ラム肉などもあり、ムスリムの国なだけあって基本豚肉はなしです。
コールドミールやサラダのエリア
こちらは、かなり充実した印象です。生搾りのオレンジジュースもあります。
フムスやチキンサラダ、フルーツプレートやチーズ、チョコレートケーキもありました。
シャンパン
シャンパンは、モエ・エ・シャンドンがありました。シャンパンがあるラウンジは、お金かけてるなぁという印象がしますね。
普段飲めない私ですが、フレッシュオレンジジュースもあったため、シャンパンと混ぜてミモザを作ってみました。すっきりとした飲み口で、美味しくいただきましたよ。
スープもあり、マグロのタタキ風サラダもあったので食べてみました。
ダイニングエリアと、奥のソファーエリア。空いていて落ち着いた印象。
ただ、香港行きのフライトのため、傍若無人にも携帯で大声で話す輩がいるのが残念でした。中国人って、タイピングが面倒なのか、なぜかボイスメッセージをよく送りますよね。
お手洗い
お手洗いは1回使い切りの贅沢タオルです。日本では、よほどの高級ホテルでもないとみませんよね。
ウドゥを行う洗い場
ムスリムの航空会社なだけあって、お祈り前のウドゥと呼ばれる手足や口のお清めをするための洗い場がありました。珍しいですね。
コーヒーとデーツ
カプチーノと、デーツ(ナツメヤシの実)をいただきます。デーツは、重厚な箱入りで、大きさもよく見るようなものよりも大きくて高級感があります。
デーツは、普段滅多に食べないのですが、まったりとした自然な甘味があって美味しかった。
チョコレートケーキ
お腹いっぱいだったのですが、このチョコレートケーキはかなり美味しくてぺろっといただけました。エミレーツラウンジ、なかなか食事のレベルが高くて素敵でした。
搭乗ゲートへ
見えてきました、巨大なA380の機体です。ボーディングブリッジが2本ついた大きな機材を見ると、なんだかワクワクしてきます。
次の記事は、いよいよバーカウンターのあるビジネスクラスの記事です。