- 搭乗開始
- 窓際席にはオーバーヘッドコンパートメントがない!?
- 大きなスクリーン
- 取り外し可能なコントロール用タブレット
- シートミニバー
- メニュー
- ラバトリー
- 離陸です
- 機内wi-fiはビジネスクラスのSkywardメンバーは無料
- ドリンク
- お食事
- 名物のバーカウンター
- 食後のコーヒー
- 着陸態勢に
- A380のお祭りや〜
今回の旅行の一番の楽しみでもあったEmiratesのA380、復路はビジネスクラスに初搭乗です。 機内にバーカウンターがあること、ファーストクラスには専用のシャワールームがあることでも有名なエミレーツのA380です。バンコクー香港間の機材は、ファーストクラスの設定がない便なので、シャワールームはありませんが、バーカウンターは健在です。
搭乗開始
500人以上乗る機材ですので、搭乗エリアもすごい人でしたが、スイスイっと優先搭乗させていただきました。エミレーツは、地上係員も全てアラビアスタイルの出で立ち。
ボーディングブリッジは2箇所だと思っていたのですが、実は3箇所ありました。メインデッキに2箇所、アッパーデッキに1箇所接続されていました。
アッパーデッキに向かうボーディングブリッジは、少し傾斜をして上り坂になっています。これはA380ならでは、この上り坂を登るにつれて気分も上がる、なんだかワクワク感があります。
窓際席はスタッガードタイプ(交互に配置された座席)です。窓側に近い方の人気の席をゲットできました。
窓際席にはオーバーヘッドコンパートメントがない!?
お気づきでしょうか?頭上のスペースですが、真ん中のエリアにしか頭上のオーバーヘッドコンパートメントがありません。そのため、窓際席の上が広々としていて開放感があります。それでも、ビジネスクラス自体ゆったりとした配置なのと、窓際にも収納スペースがあるため、収納場所に困ることはありません。
こちらの席にお世話になります。A380のアッパーデッキは、窓際が傾斜しているため収納スペースがあり便利です。おそらく、どのキャリアであってもA380のアッパーデッキにはあると思います(エコノミー仕様になっていても、あります)
大きなスクリーン
取り外し可能なコントロール用タブレット
シートや窓のシェード、フライトマップの表示なども可能です。ウィンドウシェードも自動で開閉なんですね。
シートミニバー
各シートごとに、ミニバーがありエビアン2本とペリア1本、ペプシコーラ1本が備え付けられています。水のボトルがあらかじめ備えられているというのは嬉しいですね。お金もかかってます。ちなみに、冷蔵機能はないので冷えていません。
ユニバーサル電源の他に、小さなリモコンまであります。
メニュー
まずは、メニューです。ワインリストは、これとは別のものが後から配られましたが、私は飲めませんので、不要とお伝えしました。
飲めない人でも、モクテルのチョイスがあります。ということで、今回はバージンキューカンバーギムレットというものを注文してみることにしました。
アルコールのリストはメニューにありますが、ワインリストは別途配布されます。
ランチメニュー
前菜
- エビのポメロサラダ
メインディッシュ(3種より選択)
- タイ風のエビ(レッドカレーとタイライス)
- グリルビーフテンダーロイン(ステーキ)
- ビザーチキン(アラビア風スパイスのチキンと香り米)
パン
デザート
- チョコレートブラウニー
ラウンジメニュー
ラウンジというのは、後方にあるバーカウンターのことです。カウンターに並んでいなかったため、これだけのメニューがあるのを知らず・・・今度乗る機会があればぜひ注文してみようと思います。
コールドスナック
- チーズスティック
- 季節のフルーツスティック
サンドイッチ
- グリル野菜
- ローストチキンのアイオリソース
- エッグマヨネーズ
- ローストビーフと西洋ワサビソース
スイーツ
- チョコレートとくるみのケーキ
- チョコレートリュフオレンジタルト
- いちごのチーズケーキ
- アップルタルト
- ラズベリーフィンシェ
- ブルーベリーチーズケーキ
- 塩キャラメルチョコレートケーキ
ラバトリー
ラバトリーは、特別広い訳ではないですが、歯ブラシなど一式がありました。そして、お手拭きは紙タオルではなく、一回使い切りの小さなハンドタオルです。ゴージャス。
ほとんどのシートが埋まっていましたが、ゆったりとした感じで全然圧迫感がありません。
読めませんが・・・アラビア語バージョンのメニューページです。まだ中東には足を踏み入れていないので、一度は行ってみたいなぁ。
東南アジア名物のエアロゾル噴霧
シンガポール路線などは、いつもですが殺虫のためのスプレーエアロゾルを出発時に噴霧する決まりのようです。
離陸です
香港までは、たったの1120マイル。
機内wi-fiはビジネスクラスのSkywardメンバーは無料
この辺りも太っ腹です、今まで乗った中ではターキッシュもそうでしたが、機内wi-fiは無制限で無料です。接続スピードも、あえて帯域制限などもしていないようで、かなり快適サクサクでした。有料で購入したwi-fiが遅くて画像が出るのもやっと、というレベルとは雲泥の差です。上級会員でなくても、EmiratesのSkywardsメンバーであれば無料ですから、ビジネスクラス搭乗時は、ぜひ事前登録しておきましょう。
ドリンク
注文していたモクテルが来ました。不思議なお味、きゅうり入りのドリンクを初めて飲みましたが、ミントも効いていて爽やかな感じでした。
お食事
やっぱり、テーブルクロスは白ですね!JALのビジネスは、なぜか黒いテーブルクロスをかけますが、他にそんな航空会社ありませんよね。
定番のステーキを注文してみました。ビザーチチキンという中東料理でも良かったのですが、今までの経験でタイ航空のビジネスのタイ料理はハズレだったし、失敗したくないという思いもあってステーキにしました。機会があれば今度はぜひ中東料理も食べてみたいなぁと思いました。
エビのポメロサラダ
エビのスパイシーカクテル、といったところでしょうかね。これは特別美味しいとは感じませんでしたが・・・
メイン・グリルビーフテンダーロイン
牛フィレステーキでしょうか、付け合わせはマッシュポテトということで、ありきたりな普通のよくあるステーキといったところ。
肉は小ぶりでしたが、焼き加減は低温調理してあるのかな?ウェルといったところでしょうか、中まで完全には火が通っておらず、柔らかくて美味しかったです。機内では肉汁たっぷりのレアステーキが出ることはあまりないので、上出来と言ったところでしょう。
パン
パンは温められていましたが、ちょっと表面が硬くて残念。ヨーロッパのキャリアだとパンが美味しいのですが、他と比較してはいけませんね。
デザートは、メニューにはチョコレートブラウニーが載っていたのですが、変なタイミングで持ってきたのと、ラウンジで食べてお腹いっぱいなこともあったのでパスしました。
お食事が終わると、海南島近くまできていました。香港までの距離は後半分程度、あっという間です。
名物のバーカウンター
こちらが、エミレーツ名物のバーカウンターです。アッパーデッキの最後方のギャレー前にあります。モエ・エ・シャンドンのシャンパンボトルや、エミレーツデザインのM&M's、それからサンドイッチやフルーツなどが置かれていました。
CAさんも、サービス精神旺盛でバーカウンターの中で撮影してあげようか?と言ってくれます。恥ずかしいので、無人の写真のみですが、良い記念になりますね。これが機内の空間とは思えません、さすが中東系キャリア。
ドライフルーツや、わさび味のグリーンピースなどもありました。せっかくだから、食べてみたらよかったなぁ。
バーコーナーには、ソファもあります。シートにすれば後4人は座れるのに、本当に贅沢な空間です。圧迫感もなくて、長時間のフライトも快適に過ごせそうです。3時間のフライトでは完全オーバースペックですが、優雅な気分にさせてもらえました。
食後のコーヒー
コーヒーは、ドリップなどもありますが、カプチーノやエスプレッソも選べます。
キャセイやアシアナでは、近距離だとマシンが準備できていないなどの理由で断られましたが、さすがエミレーツは断りません。エスプレッソと言うと、嫌な顔一つせずシングル?ダブル?と聞いてくれました。ダブルショットのエスプレッソをいただきます。
着陸態勢に
バーカウンターに無料wi-fi、多言語対応、リアルタイム放送まで受信可能なエンタテイメントシステム、退屈しない仕掛けや工夫がたくさんあって快適に過ごせました。
もう終わりかぁ、もっと乗っていたいなと心底思いました。ヨーロッパに行く時なども、さぞ快適でしょうね。
香港の天気はあまりよろしくありません。
A380のお祭りや〜
香港空港は、常時A380がたくさん駐機されています。ルフトハンザや、驚いたことにエミレーツは2機の駐機です。
香港に1泊して、キャセイで帰国です。
エミレーツの以遠権路線、香港ーバンコク間はエコノミーでも片道1万円程度、ビジネスで3万円程度で乗ることが可能です。日本からバンコクまで、エコノミーの直行便でもレガシーキャリアだと6万円以上はしますから、ちょっと香港に立ち寄って、ぜひこのファンシーな空間を試してみてくださいね。