関西空港より出発
早朝、とは言っても7時過ぎです。りんくうゲートタワービルが見えてきたら、もうすぐ関空です。ちなみに、この「りんくうゲートタワービル」実は日本で3番目に高い建物だったんですね。
- 1位・・・あべのハルカス(300.1m)
- 2位・・・横浜ランドマークタワー(295.8m)
- 3位・・・りんくうゲートタワービル(256.1m)
- 4位・・・大阪府咲洲庁舎(256.0m)
- 5位・・・虎ノ門ヒルズ(255.5m)
上位5つのうち、3つも大阪にあるとは意外ですね。
さて、見えてきました。今回乗るのはキャセイですが、奥に見えている旧塗装機材か、新塗装の機材か・・・
チェックイン(インボラ権利放棄?)
友人と待ち合わせてチェックインカウンターはもちろん、Business Classの優先レーンを利用です。(今回はビジネスクラス搭乗ではなくJGCのOneWorld Sapphireパワーで)ちなみに、グランドスタッフより意外なことを告げられます。私は、JGCカード(OneWorld Sapphire)を提示して、普通に優先タグを付けられて終わりでしたが・・・
- 友人:Marco Polo Club Silverカード(OneWorld Ruby)で登録しているんですが、加算先をJALに変更してください。
- グランドスタッフ:かしこまりました、ただ加算先をJALに変更されますとアップグレードの可能性がなくなってしまいますがよろしいでしょうか?
- 友人:はい、それで良いです。(結局JALに加算してアップグレードの可能性放棄)
ん?私はJGC(OneWorld Sapphire)なのに、Marco Polo Club Silver(OneWorld Ruby)の方がインボラになる可能性があるの!?ということで、今までアップグレードの可能性をチェックイン時に言及されたことがなかったため、さすが通常会費を払って加入する必要があるMarco Polo Clubは優遇されるんだなぁと思いました。というわけで
キャセイの運用上、いわゆるインボラ(インボランタリーアップグレード)の順番は以下の通りのようでした。
自社のMarco Polo Club Silver会員 > 他社OneWorld Sapphire会員
サクララウンジ
今回、チェックインで指定されていたラウンジは飛鳥ラウンジでしたが、カレーライスを食べたくなりJALのサクララウンジにやってきました。芋洗い状態、ごった返していました。学食や社員食堂の混雑時間のようです。
搭乗開始
さて、インボラを断ってJALに加算してキャセイに忠誠心を示さなかった友人はゲートでもそのままアップグレードのご案内などなく、サファイアの私の方にも一切お知らせなく悲しく優先搭乗しましたとさ。
こちらのシート、リクライニングが後ろに倒れずに前にせり出すタイプの最悪なエコでございます。これ、嫌いなんだよなぁ・・・
機内食
今回はチキン・コンジーということで、お粥を選びました。お味の方は、カレーを食べて満腹だったこともあって、大したことはなかったです・・・フルーツは硬い目で、美味しいとは言えないレベル。パンは少し乾燥して固くはなっていましたが、温めてあって美味しかったですよ。
香港空港はほぼ慢性的な渋滞なのですが、ほぼ定刻通りで到着しました。
Cathay Pacificラウンジ巡り
キャセイの本拠地、香港なだけあってかなり充実しているというのは事前知識として知っていたのですが、ここ数年新しいデザインにリノベーションされているにも関わらず、最近OneWorld系はあまりご縁がなく、結局一度も本拠地香港のキャセイラウンジに来たことがなかったため、乗り継ぎ時間があまりないにも関わらず大急ぎでやってきました。
一番広いのは、The Pierのラウンジなのですが、今回はThe Bridgeという所に来ました。
Cathay The Bridgeラウンジ
そこまで広いという感じではないですが、関空のサクララウンジと比較すると広いです。
ダイニングエリア
あまり時間がありませんので、ダイニングエリアでささっとミールを頂きます。
キャセイの良いところは、ちょっとした点心、オーダー式のヌードルバーがあるところですね。
シュウマイ・餃子、そしてエッグタルトも美味しかった。
バーカウンター
バーカウンターでは、オーダー式のカクテルや、ハーゲンダッツの提供もあり。
ちなみに、シャンパンはMoet et Chandonが提供されています。ビジネスクラス相当のラウンジで泡がシャンパンというのは、日系ではないので太っ腹ですよね。
アイスクリーム、ハーゲンダッツはオーダー式、「ご自由にどうぞ」というスタイルだと際限なく取って食べられるので、それを防ぐという意味もあるのでしょうか。対面で注文のスタイルだとせいぜい1〜2個が限界だから出る量をコントロール出来るというのもありますね。まぁ質を保つには致し方のない運用ですね。
ノンアルコールカクテルのモヒートを注文。ミントが効いていてなかなかのお味。
キャセイデライト、こちらもコクがあるのにスッキリ爽やかなお味で美味しかった。
搭乗開始
香港での1時間ちょっとの乗り継ぎ時間はあっという間に過ぎ、バンコク行きの乗継便に搭乗です。この便にはプレミアムエコノミーもありましたが、残念ながらゲートで呼び止められることもなく、事前にアサインしていたエコシートでした。
プレミアムエコノミーシート
ちなみに、こちらのグリーンのシートがプレミアムエコノミーです。ANAのプレミアムエコノミーと同じタイプのシートですね。
通常のエコノミーシート
こちらはキャセイのグリーン色ではなく、何列か置きに色が変わっていました。
ご覧の通り、割と登場率は高い目でした。