きりたんのマイラー旅ブログ

旅行記などの記事を中心に、マイレージ、ホテル、ラウンジ情報など

2019ゴールデンウィーク旅行計画

ゴールデンウィークの計画です。再びヨーロッパ、とも考えたのですが、正月に行ったばかりで、RIMOWAを2つも買って散財してしまったため、今回はパスしてアジア圏の周遊にしました。

3つのチケットをゲットしました

  1. 関西⇄香港往復(日本脱出便)
    前回の以下の記事でも書いたように、まずはゴールデンウィークで繁忙期の超高額の日本脱出チケットはJAL便名のキャセイのコードシェア便で香港往復をゲットしました。全く同じキャセイ便を購入するよりも、JALのコードシェア便でとった方が安くなるという謎の仕様。往復でおよそ5万円代と、まずまずのコスパで日本を脱出できそうです。台湾やソウルよりも香港の方が安いという不思議な逆転現象です。

    まだ取れる!2019ゴールデンウィーク旅行計画のヒント - きりたんのマイラー旅ブログ

  2. 香港⇄バンコク路線
    香港から激安で行くことができる路線、それはなんと言ってもバンコク路線です。検索にかけた直行便の片道だけで1日に36便も出てきました。所要時間はおよそ3時間ちょっとのため、LCCのフライト圏内となっており過当競争ぎみです。そのため、LCCなど往復で2万円を切るチケットも出てきます。そして、特筆すべきはエミレーツのA380が以遠権路線として就航しており、LCCと競争した激安運賃でチケットを販売しています。
    Emiratesのエコノミー往復で2万円台ビジネス往復でも4万円代から購入可能です。実は、以前から狙っていた路線でもあります。
    ※以遠権路線(Wikipediaより)以遠権(いえんけん)は、国際航空運輸において、自国から相手国を経由して、相手国からさらに先にある別の国への区間についても営業運航を行なう権利である。
  3. 香港⇄台北路線
    香港から台北、所要時間およそ2時間弱ですが、検索で出てくる直行便の数は片道で、なんと1日に57便、羽田→伊丹便のJAL・ANAを足した数でも1日30便ですから、その多さが際立っています。
    キャセイで往復3万円台程度から、とバンコク路線に比べるとお得感は減りますが、レガシーキャリアとしてはコスパが割と高い目です。
    British AirwaysのAvios(マイル)を使った特典航空券がお得度抜群です。キャセイはOneWorldのため、マイルを購入できるイベリア航空のAviosをブリティッシュエアウェイズに統合して特典航空券を発券するのがお得です。Aviosが少ない人でも、余分にお金を払えば好条件で発券可能です。
  • 往復エコノミー・・・9000Avios+8330円
    往復ビジネス・・・・18000Avios+9310円

f:id:kiritanpotan:20190216144732p:plain f:id:kiritanpotan:20190216144728p:plain

最大の目的 〜2キャリアのビジネスクラスに初搭乗〜

ケチケチな旅行も良いのですが、何かしらワクワクする要素がないと、ということで香港から先はビジネスクラスを絡めた旅程(とは言っても激安です)を組みました。

今までご縁がなかった、2つのキャリアのビジネスクラスに乗ることに決めました。まずは、香港と言えばのキャセイパシフィックと、以遠権路線で有名なエミレーツです。

キャセイのヘリンボーンタイプのビジネスクラス

ヘリンボーンタイプ

キャセイは、近距離のアジア路線では基本的にリージョナル機材、つまりフルフラットにならないタイプのビジネスシートになりますが、まれにこちらのヘリンボーン(魚を開いた時の骨のように斜めになった)タイプの中・長距離路線用シート機材が運用されることがあります。 

f:id:kiritanpotan:20190217144154j:plain  f:id:kiritanpotan:20190217144212j:plain

f:id:kiritanpotan:20190217144533p:plain

台北ー香港便は、せいぜい2時間弱と言うことで、横になって寝るほどの時間もないのですが、座席指定をしていると、この中・長距離路線用シートの機材にあたっていることがわかりました!以前より、ヘリンボーンタイプ乗ってみたいなぁと思って眺めていたため、かなり楽しみです。前方の席を指定しておきました。ただし、機材変更は頻繁にあるようで変更になる可能性も捨てきれないため、直前までどうなるかわかりませんが変更にならないことを祈っています。

f:id:kiritanpotan:20190217144744p:plain

エミレーツA380のビジネスクラス

エミレーツといえば、総2階建の大型旅客機、Airbus A380を世界一大量保有している中東系のキャリアで有名ですね。関西空港にも、不定期ではありますが季節ごとにドバイ行きの便が飛来しています。

Hub&SpokeからPoint to Pointの時代へ

2019年2月14日、少し残念なニュースが飛び込んで来ました。2021年にあの巨大な総2階建旅客機Airbus A380が生産中止となってしまうようです。旅客機の寿命は20年程度はありますので、この先まだまだ見る機会はあると思いますが、世界の空の構図は変わってしまうのでしょうね。静かで広い大型機、個人的には大好きでしたが残念です。

A380の生産中止は、大都市間を大型機で輸送するHub&Spokeの時代の終焉を意味しており、これからは目的地まで一気にPoint to Pointで飛べる時代の到来です。

jp.reuters.com

あこがれのEmirates A380ビジネスクラスシート

今まで、ビジネスクラスと言うとマイレージでの発券が基本だったため、自腹でビジネスクラスのチケットを買ったことがなかったのですが、超格安で乗ることのできる香港ーバンコク路線に以前より興味はあり、いつか乗りたいと思って温めていました。

座席自体は、A380では基本となっているスタッガードタイプのフルフラットシートなのですが、木目調のインテリアと、ちょっとギラギラした内装はいかにも中東系キャリアという感じです。

f:id:kiritanpotan:20190217151016p:plain

f:id:kiritanpotan:20190217151021p:plain

バーカウンターがある!

ファーストクラスにはシャワーが、ビジネスクラス以上だと機内にOnboard Loungeという名のバーカウンターがあるんですね。私はお酒はすごく弱いわけですが、この優雅な雰囲気を一度体験してみたいと思って楽しみにしています。

f:id:kiritanpotan:20190217152807p:plain

3DツアーがEmiratesのサイトでできますので、以下リンクを貼っておきますので興味のある方はどうぞ。f:id:kiritanpotan:20190217151339p:plain

www.emirates.com

 

別切りチケットの注意点

今回は、空前の10連休ゴールデンウィークに格安で、なおかつ今までに乗ったことのなかったビジネスクラス2種類のシートに乗れると言うことでワクワクしています。

私は今回の旅程で3種類のチケットを組み合わせて今回は発券したわけですが、このような旅程を組む際は格安で発券できる、複数の目的地に安く行けると言うメリットもあるわけですが、要注意な点がいくつかあります。

  1. スルーチェックインができない可能性
  2. 万一の際の振替、乗継便の補償が受けられない可能

同じ航空会社、同じアライアンスであれば、目的地まで別切りのチケットであってもスルーチェックイン、荷物預かりが可能な場合もあると思いますが、全く違うアライアンスの場合などはスルーチェックインなどを受け付けてくれない場合があります。荷物をいちいち経由地でピックアップ、預けなおしと言う無駄な労力と手間が発生してしまうことは覚悟しておきましょう。

そして、これが一番怖いのですが、天候不良や遅延といったイレギュラー時に別の航空会社だと振替がうまくいかない場合があります。ここのリスクを負っているという認識でなければ、万一の際痛い目に逢いますので注意が必要です。