ターキッシュエアのラウンジイスタンブール
2014年に2月に旧称:トルコ航空、改めターキッシュ エアラインズになりました。そして、2017年2月に関西ーイスタンブール便は運休していますが、1月にギリギリセーフでターキッシュエアに乗る機会がありました。(成田ーイスタンブール便は就航中)
私が今までに訪れたラウンジ(多くはないけど)の中では、世界最高レベルに広くて食事も充実したラウンジだと思っています。そんな中でも、ホットミールは他の国にはないエキゾチックなトルコ料理が楽しめます。美味しいのは当然、なぜなら、世界三大料理ってフランス料理・中華料理・トルコ料理だって、知ってました?
なお、イスタンブールには国際空港が2つありますが、この記事はアタテュルク空港の方です。
- アタテュルク空港
長距離便など、日本からの便はこちらを利用しています。
- ザビハ・ギョクチェン空港
EUなどの近距離便や国内線などが中心。
エントランス
出発フロア=2階のイスタンブール空港の端っこに、このようなカーテンで仕切られた魅惑のゾーンがあります。入ってすぐのところにカウンターがあってスタッフも在中していますが、有資格のチケット(ビジネスクラス以上か、スターアライアンスゴールドカード)を持っている人はそのまま自動改札にバーコードスキャンで入場できます。
同伴者がいる場合でエコノミークラスの場合は、カウンターで同伴者の登録をしてもらってから自動改札に向かう仕組みです。
ビリヤード台
自動改札を進むと、まず目に飛び込んでくるのはビリヤード台です。
ただの飾り?と思いきや、ごく稀に遊んでいる人もいます。
クローク
さらに進むと、こちらのロッカーで荷物を預ける仕組みです。
巨大な吹き抜け
ここのラウンジで、だれしもの印象に残るのは、この圧巻の吹き抜けでしょう。
吹き抜けの下にも、後述のシミット・バターやオリーブがあります。
自動演奏のグランドピアノもあります
ドリンク
コールドドリンク
イスラム圏ですが、エフェスビールやワインなどのアルコール類も提供されています。のんべえのみなさんはご安心を(笑)ただ、シャンパンやスパークリングはなかったようです。
冷蔵庫に扉を設置するなんて面倒な仕様ではありません!大量に置いてあって、好きなだけジャンジャンお取りなさいという、なんとも太っ腹な仕様。補給も楽ですしね・・・
珍しい色のコーラ缶を見つけたが、中身はいたって普通でした・・・
ホットドリンク
チャイが美味い!ここに来たら、まずチャイは飲むべきです。
チャイが美味すぎる!(オススメ)
おそらく、本場のスタイルではそのままチャイに角砂糖でも溶かしてストレートで飲むのでしょうが、私はミルクを入れます。コクがあって、すごく良い香りの紅茶です、入り口の荷物入れのところに提供されている紅茶の宣伝もあったので、気に入れば購入できるのかもしれません。チューリップ型のグラスが結構小ぶりのサイズでカワイイです。
緑茶など
お茶の種類も豊富で、色々なものが楽しめます。
コーヒーは、スタッフに言えばドリップ以外にもカプチーノやラテを作ってくれます。鉄器の急須で淹れると雰囲気も良さそうですよね。
ホットミール
イスタンブールラウンジは、エキゾチックなトルコ料理のホットミールがたくさん楽しめるところがお気に入りです。ターキッシュエアには、CA以外にもフライングシェフと呼ばれるコック帽をかぶった料理の配膳専門のスタッフが主にビジネスクラスにいます。そこからも、食事にはかなり力を入れているということが伺えます。
キョフテ(超オススメ)
トルコの国民食で機内食でも提供されることもあるキョフテというスパイスの効いたハンバーグです。ハンバーグとパテの中間くらいの食感です。これが大のお気に入りで、また食べたくなることもあるほど、最高に美味でした。キッチンでシェフが焼いて、出来立てを作って置いてくれます。ラウンジ自体は24時間OPENですが、深夜の時間帯には調理スペースが無人になるようで提供はありません。時間帯によっては提供がないので要注意。
トルコ風クレープ
トルコ風のクレープの焼きたてがいただけます(シェフ在中の時) 具はいくつか選べるようです。
パニーニ
アツアツでトマトやチーズも溶ろけて大変美味です。
ほうれん草のクレープ(超オススメ)
これ、シンプルでパッとしない見た目を裏切って・・・美味すぎです!すごく気に入りました。柔らかくソテーされて、キッシュのような柔らかい食感のほうれん草がたっぷりとクレープに包んであります。これもキョフテに続いてまた食べたい一品です。ピザのように手で頬張ってパクパクといくつでも食べられそう。思い出しただけでもよだれが出そう、機会があればぜひ試してみてくださいね!
じゃがいものクレープ(オススメ)
これ、甘いの?カスタードクリーム?と思ってもらったのですが、塩味の効いたじゃがいものクリーム(?)が入っています。これもまた、ほうれん草のクレープに勝るとも劣らないお味でした。ぜひ試してみてください!
コールドミール
ヨーグルトなど
ヨーグルトは、ギリシャヨーグルトとまでは言わないまでも、かなり濃厚で美味しい。
バター
シミット(オススメ)
バターの横にシミットと呼ばれるリング状のゴマのいっぱい乗ったトルコの伝統的なパンがあります。これは、表面がパリパリっとしてゴマの香ばしい香りが広がったと思ったら、中はモッチリとして噛みごたえがあって、もかなり美味しかったです。チャイとの相性も抜群で、バターをつけて食べるとさらに美味しいです。
オリーブ
オリーブだけで一体何種類あるんだ!?っていうほど、たくさんのオリーブがあります。不思議と、味もそれぞれ違うんですよね。
デザート類
ケーキバイキング
DOMELという、オーストリアのザッハトルテで有名な老舗ケーキ屋さんのケーキが食べ放題です。もう食べすぎてあまり入らなかったのですが、感動するほどではないにしろ、美味しかったです。
特別なケーキ
これは、お正月に日付をまたいでカウントダウン後にお祝いとして提供された特別なケーキ。これはかなり美味しかったですが、特別な時しか提供されない模様。
ターキッシュデライト(ロクム)など
ロクムは、日本でいうところの「ゆべし」のような食感でモチモチとした少し堅い目の求肥のようなスイーツです。コーンスターチやナッツが原料で粉糖をまぶしてあるようで、いろんな味があります。ターキッシュでは機内でもウェルカムドリンクの代わりに配られたりします。トルコらしくて美味しいですよね。
化粧室
なんかハリーポッターに出て来そうな雰囲気ですが・・・
造花ではなく本物のバラが生けてあってオシャレ
エアータオルはダイソン!
ダイソンってエアータオルも出していたんですね、ただ、TOTOなどの国産メーカーのと違って、モーター音はかなりウルサイ。やっぱダイソンだな。
娯楽スペース
ゲームコーナーなどもあります。子どもがいても楽しめますね。
まとめ
イスタンブールは、ヨーロッパとアジアの中間と言われる地理的な要因と、イスラム圏であるということで、ハブ空港としてもヨーロッパ・アジア・中東を結ぶ空港としても非常に賑わっているという印象でした。
そして、何と言っても食事が充実していて他の空港では食べられないようなエキゾチックなメニューもあって美味しい!色々あって、丸1日半滞在することになりましたが、それもそこまで苦痛にならないような感じでした。その記事はまたアップしますね。