朝食
ほとんど朝方に寝始めたため、あまり眠れていませんが・・・勿体無いので観光開始です。ホテルの朝食は、台湾らしい感じのメニューでしたが野菜も多くてヘルシー。でも、なぜか味噌汁がある。
台北車站(台北メインステーション)
台北駅の場合、台鉄(在来線)と高鉄(台湾新幹線)は並びのホームなんですね。改札は異なっており、当然行き来することはできませんが、合理的ですね。
自強号に乗車
台北駅〜十分の駅までは、乗り換えが必要ですが、平渓線は1時間に1本程度しか運行がありませんので、瑞芳まで自強号で来たのに、平渓線の待ち時間があって、あまり意味がなかったと言うこともあり得ます。
- 台北駅→台鉄の自強号(特急列車)→瑞芳(ルイファン)
- (瑞芳で平渓線に乗り換え)
- 瑞芳→平渓線の区間車(普通列車)→十分
自強号は、時間帯や列車によって所要時間は異なり、台北から30分〜1時間程度で瑞芳に着きます。平渓線の瑞芳〜十分は20分程度です。
台鉄の不思議ルール
- IC乗車券(悠遊カード(EasyCard))利用可能。座席指定は不可(無座)だが特急料金の加算なしに自強号に乗って良いという仕様。
- 自強号(特急)は基本全席指定だが、上のルールがあるため指定席の検札もない。空いている席に座っても、運良くその座席の指定券を持った客が来なければ座っていて良いと言う暗黙ルール。ただし、指定券を持った客が来たら当然譲らないといけません。
- 自強号のうち、太魯閣号(タロコ)と普悠瑪号(プユマ)のみは別格で、全席指定となっていて検札あり(指定券がなければ罰金を課せられる)チケットは事前予約なしに買うのは難しい。
自強号で瑞芳へ
今回は、券売機で指定券を取ろうと思ったのですが、一番早い自強号は満席となっていたためEasyCardで乗車しました。空いてる席に座ったのですが、運良く瑞芳までは座れました。指定席が完売となっていても、指定されていない席がたくさんあるのか、よくわからないシステムでシートコントロールが緻密ではないようでした。今回は座れたので結果オーライというところですが。
平渓線の区間車で十分へ
割と早い時間に出たと言うのと、今にも雨が降りそうな曇天ということもあってか、かなり混んでいるとは聞いていた平渓線にも座ることができました。
十分駅名物の商店街すれすれホーム
十分の駅は、線路を挟んで両サイドにひしめき合うように商店街があります。そのため、ホーム直前はこのような状態です。
逆に言うと、商店街や露店すれすれに通過していく平渓線の鉄道が見れるシャッターチャンスということですね。
幸福に一番近い駅と言うことでしょうか
あいにくの雨に、猫も商店街を雨宿りしながら歩いています。
天燈(スカイランタン)
あの有名なスカイランタンですが、線路の上から飛ばすと言うのが、なんとも・・・日本ではあり得ない光景です。そこらへん緩〜い感じが台湾だなと実感します。
上を見上げると、どんどんランタンが登っていきます。
十分大瀑布へ
平渓線は、1時間に1本しかないため、1時間程度で十分観光は切り上げたいと言うこともあって、大瀑布まではタクシーで行くことにしました。タクシー溜まりには、タバコを吸って一服している運転手のおじさんが居て、行き先と料金が書かれた下敷きのような料金表を持っていました。行き先に応じて定額となっているようです。
瀑布までは10分かからない程度ですが、料金は100台湾ドルの定額です。
瀑布へ繋がる道には、フルーツが売っているお店があり、見たこともないほどの巨大なマンゴーがたくさん売られていました。お値段もそこそこします。
途中吊橋を渡ります
人が通ると、割と揺れます・・・
下を見下ろすと、スカイランタンの残骸が多数・・・
スカイランタンの成れの果ては、このようになるのでしょうが、山林に落下して山火事になったりしないのかなぁと思ったり。
途中、ヘンテコな公園とタイ仏教の仏像を横目に、さらに進みます。
大瀑布が見えてきました。以前は、入場料金を取っていましたが、今は無料となっています。
スカイランタン揚げ
タクシーが見つからず、十分の駅方向に歩いて行っていたのですが、道半ばでタクシーを見つけたため捕まえて乗りました。これまた定額の100台湾ドルですが、時間に限りがあります・・・平渓線は1時間1本ということで、乗りました。
ちなみに、色ごとにお祈りしたいことが異なるようで、赤色は健康とのことでした。たくさんの色が入ったものは、それだけ金額が高くなります。お祈りごとも金次第です。
健康をお祈りしておきました。今から思うと、初詣じゃないんだから「健康で一年過ごせますように」ではなく、もっと強欲に「一生健康で過ごせますように」にしておけば良かったと後悔(笑)
書けたら、お店の人を呼ぶと線路のところで火を点けて揚げてくれるのですが、お店の人も小慣れたもので日本語で「両方持って〜」「上に持ち上げて〜」などと色々と言って写真を取ってくれます。途中、なぜか「ハナ・トゥル・セ」と韓国語が混じったりもしたのですが、そこらへんはご愛嬌と言うことで・・・
ちなみに、ランタンが揚がっていくところを動画に切り替えて撮ってくれるというサービスまで付いていました。
時間に限りがあります・・・
もう時間いっぱいいっぱいになってしまいました、ランタン揚げが終わったら、急ぎめ十分の駅まで向かいます。
チャーハンの手羽先包み
駅のすぐそばにある露店で、名物店です。列車がホームで待機しているのが見えました。時間ギリギリでしたが、以前食べてすごく美味しかったので買ってみました。1つ65台湾ドル、200円程度ですが、甘辛く味付けされた骨抜きの手羽先に、チャーハンが包んであり、つまむのに最適。