- 瑞芳から台北へ(40分の延着)
- YouBikeは超便利
- 迪化街(ディーファーチェ)
- 妙口四神湯 包子專売店
- 夏樹甜品
- 双連圓仔湯
- ホテルオークラのパイナップルケーキ
- 陽明山温泉へ
- 金品茶樓でディナー
- 西門散策
- 西門町芒菓冰
- 士林夜市へ
瑞芳から台北へ(40分の延着)
平渓線で、十分から瑞芳までは時間通りだったのですが・・・
瑞芳で出発の列車を待ちますが、なぜか遅れての到着となりました。
そして、途中の駅でも止まったまま10分、15分、20分と待機時間があり一向に進む気配がありません。20分程度経った頃に、ようやく車内アナウンスがありますが、中国語なので何を言ってるかわかりません。
どうやら、遅延が発生しており次の列車に乗り換えた方が早いと言うようなことらしいです。というわけで、結局台北駅には40分程度の延着となりました。
YouBikeは超便利
台北駅から先は、レンタル自転車のYouBikeを使って観光をすることにしました。YouBikeは、台北市内の至る所にレンタルスタンドがあり、24時間格安で借りられるうえ、空いているスタンドであればどこにでも戻すことが可能です。いくつものお店をハシゴして効率的に回るのに、待ち時間もなく大変便利だったので、特に弾丸旅行の人にはオススメです。
悠遊カード(EasyCard)やクレジットカードで利用可能ですが、悠遊カード(EasyCard)で利用する場合は台湾の電話番号で事前登録が必要です。滞在者向けのSMS対応SIMカードでも登録ができますが、旅行者はクレジットカードでも利用可能です。
ただし、クレジットカードでの利用の場合は端末での操作が必要で面倒ですので、台湾で使える電話番号がある人は事前登録しておいた方が楽です。
迪化街(ディーファーチェ)
ホテルは、この迪化街と言う乾物街の近くにとりました。MRTの新線の「大橋頭站」という駅が近くにありますが、そこからも少し歩きますので若干不便なところです。以前は、この駅もなかったため、タクシーで行くなど不便なロケーションでしたが、YouBikeがあればこういったちょっと不便な場所でも大変便利です。
干し貝柱のお土産
干し貝柱を購入してみました。大きくて形の良いものは北海道産のものであったりしますが、こちらの小さい方はリーズナブルなお値段で買うことが可能です。300g入りで390台湾ドル(約1400円)でしたので、日本で買うよりかは随分安という印象です。
妙口四神湯 包子專売店
こちらの肉まん屋さんをめがけて、YouBikeでやって来ました。
https://tabelog.com/taiwan/A5403/A540308/54000161/
100個単位で、冷凍品を持ち帰ることも可能なようで、飛ぶように次から次へと売れていました。店内で1個単位で食べたい場合は、テーブルが3つほどありますので、店内で食べることも可能です。メニューはいたってシンプル、2つだけです。
- 肉まん・・・1個20台湾ドル(70円程度)
- 四神湯・・・1杯60台湾ドル(220円程度)
肉まんは、すごくオススメです。本格的な味で甘すぎず、551の豚まんのような脂っこいコッテリさはなくて、私にはちょうどいい良くできた味だと思いました。四神湯と呼ばれる、濁った見た目のスープは、麦や漢方、モツなどが入っているようですが、底の方は濁った成分の元(どぶろくのような、酒粕のようなもの?)が溜まっていて、ちょっとアルコール感が強く感じました。お子様向けではないように感じました。このスープは、個人的にはなくても良かったかなと言う感じです。
夏樹甜品
デザートは、杏仁豆腐のお店です。上の、四神湯の肉まんのお店から徒歩5分圏内です。YouBikeでも一瞬で到着です。
杏仁豆腐の入りの杏仁ミルクに、亀ゼリーやタピオカ、芋で作った白玉のようなものが入ったものです。ペロリと、平らげてしまいました。
双連圓仔湯
お次は、台湾風のおしるこのお店ですが、おしるこはパスして、きなこもちならぬ、ピーナツ粉もちをいただきに来ました。
すごく柔らかくて、あっさりとした素朴なお味で美味しかった。
こちら、草餅のようなものに大根のきんぴらのようなものが入ったお餅。ものすごく弾力があって柔らかいが、甘くない。
ホテルオークラのパイナップルケーキ
パイナップルケーキといえば、微熱山丘(サニーヒルズ)が有名ですが、私はこのパイナップルケーキの方が美味しいと思いました。これからは、お土産にはこちらのパイナップルケーキにしようと思っています。写真の上段はヌガーで、下段がパイナップルケーキです。
- 12個入り・・・500台湾ドル(1800円程度)
- 20個入り・・・800台湾ドル(2900円程度)
やはりオークラ(オークラプレステージ)というだけあって、お値段もそれなりにしますが、味はピカイチです。具体的に、サニーヒルズとどう違うかと言うと、サニーヒルズはもっとパサパサした感じで、中のパイナップルあんが繊維が多くて、全体的に水分が少ない感じです。一方で、オークラの方はパイナップルあんがもっと滑らかな感じで、外側のケーキ部分もしっとりホロホロとした感じです。
陽明山温泉へ
YouBikeを一旦返却して、陽明山までバスに乗って向かうことにしました。20〜30分ほど山道を登っていきますが、バス停を降りるとすぐの場所に「国際大旅館」と言う昭和の雰囲気の漂う旅館があります。
国際大旅館の外湯
歴史のある建物ですが、入浴施設があります。
硫化物泉の濃くてすごく体に良さそうな泉質でしたが、かなりにおいは衣類や体に染み付いて残りますので要注意です。内部は当然撮影できませんでしたので、レビューのみです。
- 入り口で100台湾ドルを支払い入場(ペットボトルの水をくれました)
- 靴はそのまま、左奥に進むと大衆浴と言う普通の温泉があります。他にも家族風呂という貸切のお風呂もあるようでした。
- 暖簾をくぐると、トイレがありそこを進むと脱衣スペース(ほぼ通路、かなり狭い)があります。
- 脱衣スペースを過ぎると、シャワーブースが2つ(お湯が出ます)あり、左に行くと10人程度しか浸かれない程度の浴槽があります。浴槽近くは風呂桶と水のカランしかありません。
施設はかなり古くて歴史を感じさせます。古くてリノベーションもされていないため、綺麗だとはお世辞にも言えませんが、泉質はかなり良くて体に良さそうな印象でした。
金品茶樓でディナー
陽明山の温泉は、バスで片道30分程度かかりますので、帰ってきた頃にはちょうど晩御飯に良いくらいの時間になっていました。今回は、激混みのディンタイフォンではなく、金品茶樓というレストランで小籠包をいただきにきました。
待ち時間、ゼロでした。ディンタイフォンよりも、全然良いです。
空芯菜・チャーハン・酸辣湯
チャーハンの茶色い具材は干し魚です。魚のにおいがちょっと強めでしったが、美味しかった。ディンタイフォンの酸辣湯は、豚の血で作ったソーセージのようなものが入っていて、あれが苦手なのでこちらの酸辣湯の方が個人的には好きです。ちょっと胡椒かけ過ぎですが・・・
小籠包
小籠包は、ディンタイフォンに勝るとも劣らないレベルで美味しかったです。多分、皮の部分はディンタイフォンの方が薄くて繊細な感じがしますが、見た目の問題であって食べてしまえば皮の薄さでそこまで味が影響するものでもありません。
赤米の焼売
これは、注文しすぎでした。多すぎて残してしまいました。これを注文するのであれば、チャーハン不要でしたね。しかも、もち米なのでかなりお腹にたまる感じがします。
西門散策
さて、夜は西門を散策に来ました。西門には、特別用事はないのですが、お腹いっぱいにも関わらず、いつも食べる麺線が食べたくなってしまいました。
阿宗麺線
こちら、いつも来てしまう定番のお店です。何度来ても、また食べたくなる。この日は20〜30人ほど行列ができていたようでしたが、大か小を選ぶだけで回転率はすごく良いので、あっという間に順番が回ってきます。
- 大椀・・・70台湾ドル(250円程度)
- 小椀・・・55台湾ドル(200円程度)
間違いないお味で、美味しかった。
大道芸をやっていました。広場のど真ん中にロープで囲んだ特設会場ができていました。
西門町芒菓冰
マンゴーかき氷を食べに、やってきました。が、欲張りにミックスを頼んでみました。
味は、良いのですがキーウィに緑色の人工色素と思しきシロップがかかっていたので、色味を鮮やかに見せるための工夫がされているな・・・という印象。もちろん、味は美味しかったですよ。
士林夜市へ
最後のシメは、士林のナイトマーケットです。
海友十全排骨
台北に来ると、必ずと言って良いほど訪れる薬膳スープの専門店です。このスープを飲むと、体がポカポカして、代謝が上がったような気がするのが不思議です。きっと体に良いのだと思います。が、着ている服にかなりにおいが染み込みますので、おしゃれ着で行くのは要注意です。
夜市で、途中大雨に降られてしまいました。折り畳み傘を忍ばせていて助かりましたが、周りの人はずぶ濡れの人たちもいました。というわけで、MRTに乗ってこの日はホテルに戻り疲れ切ってあっという間に眠れました。
盛りだくさんの内容でしたが、グルメ三昧の充実した1日でした。
今回実感したのは、台湾は中国と違ってGoogle Mapがかなり使えるので、SIMカードさえあればタクシーを使わずとも行きたい場所にいくらでも安く早く行けるということです。バスに乗るのですらGoogle Mapで簡単にできてしまうし、YouBikeを使えばちょっとした距離であってもタクシーを捕まえる手間もなく移動ができ、機動力が高まります。さて、翌朝は帰るだけです。