特典航空券が無料航空券ではない理由、それは諸税(航空保険料・空港使用料)と燃油サーチャージにあります。この燃油サーチャージ次第では、チケットの額が大幅に変わる場合がありますが、実は2017年8月以降の発券だと随分と安くなっていたんです。というわけで、見ていきましょう。
JALのサーチャージ
比較してもらうとわかる通り、なんと、7月までの発券の半額です!
ヨーロッパ・北米などの長距離路線は、往復14,000円→7,000円
ちなみに、特典航空券ですでに発券済みのチケットの日程を変更するなどした場合も、燃油料金が返金になる場合があります。
〔2017年4月1日から7月31日発券分まで〕
お一人様1区間片道あたりの日本発着区間設定額
区間 | 旅行開始国が日本の場合 |
日本-韓国・極東ロシア | 300円 |
日本-中国・台湾・香港 | 1,500円 |
日本-グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム | 2,000円 |
日本-タイ・シンガポール・マレーシア | 3,000円 |
日本-インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ | 4,000円 |
日本-北米・欧州(*1)・中東・オセアニア | 7,000円 |
〔2017年8月1日から9月30日発券分まで〕
お一人様1区間片道あたりの日本発着区間設定額
区間 | 旅行開始国が日本の場合 |
日本-韓国・極東ロシア | 200円 |
日本-中国・台湾・香港 | 500円 |
日本-グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム | 1,000円 |
日本-タイ・シンガポール・マレーシア | 1,500円 |
日本-インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ | 2,000円 |
日本-北米・欧州(*1)・中東・オセアニア | 3,500円 |
ANAのサーチャージ
JALと同じで、横並びです。(8月1日以降)
路線 | 日本円 |
---|---|
日本=欧州・北米(ハワイ除く)・中東・オセアニア | 3,500 |
日本=ハワイ・インド・インドネシア | 2,000 |
日本=タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア | 1,500 |
日本=ベトナム・グアム・サイパン・フィリピン | 1,000 |
日本=中国・香港・台湾・マカオ | 500 |
日本=韓国 | 200 |
マイナー路線と中国本土のみですが、ANAがキャンペーンをやっているようですね。
キャセイパシフィック航空のサーチャージ
ANA、JALよりも高い金額。
2017年8月1日以降2017年9月30日までの発券分における、日本発の燃油サーチャージを以下の通り設定を致します。
1.徴収金額:弊社利用旅客1名に付き1利用区間あたり
- JPY 1,000:日本―香港・台湾間
- JPY 4,500:香港―南西太平洋、北アメリカ、ヨーロッパ、中東、アフリカ、南アジア亜大陸
- JPY 1,000: 上記以外のセクター
2.適用期間:2017年8月1日~2017年9月30日の発券分(再発券も含む)
シンガポール航空のサーチャージ
実は、7月までも「適用なし」となっていましたが、2017年9月30日までの発券についてもどの路線でも、引き続き燃油サーチャージ「適用なし」です。特典航空券を発券する際は、シンガポール航空で長距離便を取るとお得ですね。
路線(シンガポール航空1区間片道あたり) | 適用金額 |
---|---|
日本 - シンガポール | 適用なし |
東京 - ロサンゼルス | 適用なし |
日本発着以外の区間 | 適用なし |
特典航空券を発券される方は、以下の記事も参考になさってくださいね。
www.kiritan-travel.com